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20年度予算提案

 26日、市議会定例議会が始まりました。平成20年度予算は、一般会計241億3千万円で前年対比4千万円の微減ですが、内容は昨年より税収や交付税が増し、基金の取り崩しや借り入れの額が縮小していますので、健康診断をすれば一歩健全化が進んだと思います。(公会計制度に課題があり、指標は下がるものがでる)
 投資的経費も昨年比では1億余回復し、公債費としては借金を元利43億円償還する計画です。しかし義務的経費が49%と高く、自己財源は34%ですので緊張感の持続が必要です。

 新年度予算の特徴は、藤樹先生の400年記念事業に関連する展開が見込まれていることや、教育振興に力を注ぐ姿勢を打ち出したこと、高齢者が元気で暮らしやすい地域であるように元気講座や認知症サポーターの養成講座などが計画され、限界集落などを水源の里振興で応援していくことなどが盛り込まれています。
 農林漁業は環境を守る最も有効な働きかけですので、高島らしい関係者と力を合わせた取り組みになるよう準備しており、商工観光業は、地域と経済の活力を生む原動力ですので、一層のオール高島の取り組みで新たな局面を拓き振興・支援を考えてます。

 これから具体的な議論が始まります。所信表明75分、議案提案説明も60分ちかくかかるほどの市民生活に密着した課題ばかりです。市民の代表である議会議員の皆さんの意見に耳を傾け、また提案者としての思いや状況をなるべく丁寧に伝え、慎重に審議していただけるように努めます。
by hi-kaito | 2008-02-29 18:13
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