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協働の模索

よく降りました。琵琶湖の水位も少し回復したに違いありません。今夜は、高島市の市民協働に関する市民委員会の発足・初会合があり市民委員さんに委嘱状を渡し、ご挨拶を致しました。しごと仕分けと平行して、市民の側から協働のあり方や、具体的に公共サービスをどのような形で担っていくといいのかを議論していただくことは大きな意義があると考えます。

 千葉県の我孫子市などは、市民側からの声によって、指定管理などの方法で公共サービスを提供する業務を民間に委譲していっているのです。役所側の都合でなしに市民側のアイデアなどによって動き出すことがとても興味深いと思います。

 市民との協働のテーマに、来年の中江藤樹先生生誕400年の記念事業ということがあり、改めて市民の皆さんのご意見やアイデア、企画を公募することになりました。藤樹先生のめざされた「良知に致る」という山に、色々な登山口から様々な方法で登っていくことが大事だと思います。

 合併して格段に変わったのが市民参加と情報公開の分野かもしれません。三位一体改革に煽られながらも、自治の力を色々な局面で練っていると感じています。今定例議会に提案している、「未来へ誇れる環境基本条例」も正に市民委員会で編纂されてきたもので、高島の歴史を市民の力が創っている好例です。私達も一層研鑽を積まねば申し訳が立ちません。
by hi-kaito | 2007-06-22 23:55
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