カイゼン

 今日は、日本ナレッジセンターのセミナーで、高島市の事業仕分けの事例報告をしてきました。合併の年、平成16年度は、一般会計で300億円超の予算でしたが、事務・事業を開かれた場で、外部の目も入れて評価し、財政再建を進めてきた結果、3年度めで242億円になり、人件費も60億円が54億円と言うところまで来ました。やはり、「構想日本」の助力で「事業仕分け」を実施したことが大きかったと思いますし、それに向け資料化する努力をしてくれたことが新市にとって意義あるプロセスだったと思います。

 今日のセミナーは、高島市が第1講座で、2講座めは、和歌山県の「市場化テスト」、3講座めは、愛知県高浜市の「トヨタ生産方式を導入した業務カイゼン」という展開でした。
和歌山のお話の中で、阪神のJFKになぞらえ、人件費、扶助費、公債費が財政再建のキーポイントであると展開されたことに、練れているなと感じました。高島市も、事業仕分け、施設仕分け、仕事仕分けと段階を追って展開してきております。財政の厳しい自治体から質問が沢山ありました。

 私は、高浜市の事例を、特に興味深く拝聴しました。行政が公共サービスを考え提供する「押し込み方式」から、市民のニーズに基づくサービスを提供する「後工程引取り方式」に意識改革が進んでいること。「問題がないと感じていることが大問題」とトヨタ発の世界用語「カイゼン」を積極的というより徹底して行政に取り込み、ムダの排除と数字による「見える化」で「現状をカエル」ことと、「早くカエル」ことに立ち向かった12人侍?の実話ほか、お見事の連続でした。

 「カイゼンは、巧遅より拙速」を旨として市民の提案を積極的に取り入れながら、小さな自治体・大きなサービスを実現しておられます。高浜市は、介護保険などでも先進地で有名です。興味のあるかたは、高浜市のホームページをご参照あれ。

 
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by hi-kaito | 2007-05-31 00:29
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