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守口市と友好・相互援助協定

 4月25日午後1時から、守口市役所において、旧安曇川町が昭和56年から四半世紀に亘って育ててこられた、大阪府守口市との友好関係を、高島市も継承し、更に災害時には、互いに応援する協定を締結いたしました。一層の交流などが期待されます。

 式には、守口市の喜多市長はじめ正副議長、助役、教育長さんが出席され、高島市側は、森江副議長、玉垣教育長、高野防災監、沢田企画部長らが出席。なんと署名は、高島硯と雲平筆が用意され両市長で署名交換いたしました。

 守口市は、松下電器の大きな工場があり、三洋電機が独立発展されたご当地でもあり、12平方キロに14万人がお住まいで、20小学校区あるとのこと。法人税が一時は80億あったが今は15億で大変だと、財政的にご奮闘の一端も伺いました。庁舎は、昭和26年から大切に使っておられ、大阪では一番歴史があるとか。

 人件費の抑制や、19ある保育園のうち8保育園施設を民間に無償で運営委託されたことを「侍商法ではあきませんわ」とお話になり、昨年退職金制度の改定で、一挙に100人の職員が退職されたことなどにも話が及びました。議員定数は、現在30人で次回から22人にされることに決まったそうで、歳費は10%自主的削減で62万円/月とのことです。

 あの大塩平八郎の書院が市役所のすぐ近くにあり、市長さん自ら案内をしてくださいました。丁度、藤樹記念館では、大塩平八郎が中江藤樹先生を敬愛し、奉納された書籍や立派な書を企画展で展示中です。陽明学の知行合一を実践された大阪東町奉行所の与力が、小川村の人々に藤樹先生のようだと慕われたことも偲ばれ、義挙で「大塩の乱」を起こした際、小川村からそれに加わった方があったと藤樹記念館の館長さんから4日前に教えられたところです。
 
by hi-kaito | 2006-04-26 04:18
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