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582人 祝 市立中学校卒業

 3月14日。市内6中学校から582人が巣立ちました。おめでとうございます。私は、朽木中学校の卒業式に出席しました。とても寒い日で、どこの卒業式も体育館で大変だったと思いますが、朽木中学校では、受付で使い捨てカイロをくださいました。感謝。

 卒業式は、26人の卒業生が折り目正しく、とても凛々しく、沖縄への修学旅行や、体育祭でエイサーなどを皆で踊ったエピソードを振り返り、中学生活を誇りたかく締めくくりました。担任の先生の熱心な指導に感謝する心が表われていました。

 個人的な想いではありますが、私の頃は、中学校の卒業式は「仰げば尊し」と決まっていたので、今風の曲もエピソードがあり思い出に残るのでしょうが、「わが師の恩♪」は捨てがたいと思い、すこし寂しい気がします。お祖父さん・お祖母さん、両親とも共有できる歌をなぜ学校は放棄したのかと思うのです。北欧などでは、世代を超えて伝えようとする哲学があるのですが。日本の伝統と子どもたちの自由な意思と両方があっていいと思いました。アメリカのスーザン・オズボーンが歌う英語の「仰げば尊し」もとても素敵です。

 余談ですが、朽木中学校の校章は、佐々木源氏の流れをくむ、高島七頭の朽木氏の四つ目の紋に「中」の字が真ん中に描かれています。流石ですね。「功名が辻」で織田信長が逃げ延びた朽木谷の歴史ロマンが今にちゃんと繋がっている気がします。
by hi-kaito | 2006-03-15 23:07
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