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お蔭様

 今日11日(日)は、午後から、高島市地域安全・暴力追放市民の集いが開かれました。お隣の京都で、塾の先生が生徒の命を奪う事件。安全・安心な地域を作っていくことに、これほど関心が高まったことがあったでしょうか。まさに「敵が見えない」「予想できない」時代に入っています。本日、色々な立場や組織で、地域を守る活動をしてくださっている方々の発表を聞くことが出来、本当に有難いことだと感謝・感激です。

 、少年補導委員の皆さんが、子どもたちに良く分かるようにと保育園児や小学校の低学年児用に40mものロール絵本を創り、「知らない人に付いていかない」ことを教えたり、高学年には芝居仕立てで演じてくださっている事など、日ごろの活動の一端を紹介してくださいました。仕事を持ちながら、補導活動に加え、学校や保育園・幼稚園を訪問して啓発をしてくださっていることなどに改めて頭が下がります。

 青少年育成会議の落書き消しの作業の様子をVTRで見せていただいたり、有害図書を子どもたちの目に触れさせないようにと、駅・バス停に白いポストを設置し、月に2回づつ見回り回収してくださっている報告をうけました。本当にお蔭様なのでした。

 災害支援ボランティアの「なまず」の初ちゃん・栄子ちゃんの防災啓発漫才は、本当に深い地域への愛情と、何度も何度も工夫してこられたことが自ずと伝わってきて、とても愉快で面白く、そして、何とか災害時の備えをしてもらい、被害者を減らそうというきれいな気持ちのままの楽しい舞台でした。

 レイクウェスト・パトロール隊の皆さんの凛々しい姿も新鮮で、参加者は、「自分もなにかしようか」と思われたのではないでしょうか。いつも思うのですが、交通安全なら啓発側に参加することが、自分を守る一番の手立てだということ。防災も防犯も働きかける側にこそ大事な体験があるようです。1人でも多くの参画を得ることの意味を痛感します。
by hi-kaito | 2005-12-12 00:22
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