本日、午後、環境首都コンテスト2004(第4回、16年度分)の表彰にNGO関係者が来庁されました。これは、環境問題に取り組む全国のNGO11団体のネットワークが主催し、質問に答える形で75自治体が応募し評価をうけたものです。
旧の新旭町が応募していたものですが、総合評価は75自治体中32位というものでした。最も評価が高かったのは水俣市でした。水俣病を克服し、世界の環境自治体を作ってこられた行政と市民の努力がすばらしく、私も尊敬している自治体です。続いて、新城市や多治見市が続きます。 うれしい事に、全国から31の先進事例が表彰され、旧新旭町の教育委員会のささやかな取り組みが選ばれたのです。 昨年度、小学校の机を、買い換えるかどうか検討した結果、地元の木で天板を手配し、地元の建具屋さんや大工さんに天板のみ交換してもらう方法をとりました。このことが評価されたのです。 地元に仕事ができ、費用的にも半分になり、2年かかる予定が1年でできました。また、使える机を廃棄物にするすることなく、はずした天板も一部再利用されたようです。 もともと、B5からA4判に教科書が変わったので、机も大きくしないといけないという話があり、備品より教育内容の方が大事では?などと議論をしながら、文具メーカーの既製品(ゴムの木の輸入板を使った机)で物品購入の準備が進んでいたのですが、水際でグリーン購入の発想が入り、見出されたものでした。 グリーン購入から自治体の環境配慮が進む事例が多くありますが、まさに「お買い物が地域を作り、未来を作る」の一端を感じさせてくれたものです。 同時に、その投資で子どもたちが、勉強しやすくなり、より理解できるようになったことを評価されることが肝心です。
by hi-kaito
| 2005-06-21 18:49
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