我は湖の子

 琵琶湖周航の歌が今津の地で生まれてから91年。今年の第12回琵琶湖周航の歌音楽祭合唱コンクールには遠来の参加も含め、20団体によって盛大に開催されました。素晴らしい完成されたハーモニーにうっとりすることも、若々しい不器用な歌い方に清清しいエネルギーを感じ未熟さに期待することも合唱の醍醐味でしょうか。何より運営に携わってくださった皆さんに感謝を申し上げます。

 地元の中学校の演奏時で、冒頭のソロを歌った少女が一瞬喉が詰まってしまいました。きっと本人はショックだったろうと思います。若い芽が伸びていく時には、様々なアクシデントが起こります。1人で歌ってる時なら何と言うことはないのですが、大勢の前で起こってしまったということは、きっと神様が将来何かに役立つようにと与えられた試練なのでしょう。今夜はどうしているかな、これからも何事にもめげずに挑戦してほしいなと思います。
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# by hi-kaito | 2008-06-15 22:14

氣呑北濤 高島と北方領土運動

岩手・宮城の地震被災地はどうしていらっしゃるでしょうか。心からお見舞いを申し上げます。高島で行われた土日の事業でも、主催する方々は、会場の安全やお客さんの誘導をとても気にしておられ、夫々の立場で真剣に受け止めておられることを実感しました。

 土曜日の午後は、近藤重蔵翁の顕彰会の総会に出席しました。ご存知「大日本択捉」の標柱をエトロフ島に最上徳内らと共に建てた傑物で、晩年は幽閉され、分部候に預けられ高島で生涯を閉じたのでした。聞けば、時には座敷牢からも出て藩士や地域の人に多くの知識を伝えたようです。血縁者もないのに300年近く顕彰されているのは、近藤翁と地元の方々の凄さではないでしょうか。よって北方領土返還にも熱心で、根室市とも長い交流を重ねておられます。

 大正12年に、良子女王(後の昭和天皇皇后)が久邇宮一家とご一緒に、近藤重蔵のお墓や藤樹書院をお尋ねになった時の、小田川堤を歩いておられる写真が紹介されました。藤樹神社に奉納されている作文にも繋がる興味深い史実です。

 日曜日は、まず西万木区の菖蒲まつりにお邪魔しました。子どもからお年よりまで、みんなが楽しく過ごせる空間を作っておられます。集落で様々な役を担っておられるグループが模擬店やアトラクションを担当され、ご近所のゆったりとした信頼関係と、温かさが満ちた雰囲気が巣晴らしと感じました。秋葉原の事件などを思うとき、素の自分でいられる場、心の帰る所を持てることは大事なんだろうなと思いました。
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# by hi-kaito | 2008-06-15 21:21

地震  自震

今朝、東北で大きな地震があったとの報道です。現場の大変さを想い、被害の小さく少ないことを願うばかりです。中国四川省といい今回と言い、どうなっているのでしょうか。
 NHKニュースで刻々と被害の実態が明らかになり、重要文化的景観でお訪ねした岩手県一関市や清渓フォーラムでご一緒している宮城県大崎市の被災状況が報じられ、市長はいまどうしていらっしゃるだろう、役所は、市民はと思わずにはいられません。

 今朝の新聞で、先日の「なまず」さんらが呼びかけられたサバイバル・ウォークの記事を読んだところです。仕事(出)先から自宅に帰ることを考え、多くの方と堅田や近江舞子、近江高島から歩いて帰る事業を企画・実践してくださったのです。災害弱者を守る備えや、家屋の耐震補強や家具の固定なども含め、寝ているみんなの心を起こす呼びかけに、きちんと心を向けることができれば、被害も小さくできるに違いありません。

 去る6月5日、梅雨の大雨や突然の地震、風水害に備え、災害時応援協定を結んでいる市建設業協会の役員さんと会議を持ちました。イザというときの応援と、地元の知識と経験を活かした事前の備えについてお願いをし、行政側の依頼内容の明確化などの課題も指摘頂きました。見えないところで、備えてくださっている働きに改めて感謝を申し上げます。

 災害は殆どが想定の枠外で起こります。市の備え、集落の備え、ご近所の備え、ご家庭の備え、個人の備えを夫々の立場で確認いたしましょう。また地域に昔から伝わる山や川の伝承は、重要な防災・減災情報です。これもこの機会に伝え・聞くことをお願いします。
この土・日で防災・減災について、知行合一しませんか。
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# by hi-kaito | 2008-06-14 10:41

桑いちご 知ってますか

 夕方、自転車で琵琶湖岸へ行くと、桑の木には、熟した実が沢山ついていました。唇を紫色にして食べた少年時代を思い出し、食べてみました。40年前の甘い感覚と違うのは、私の味覚の変化か、実自体の糖度が低いのかは分かりませんが、少し内なる自然が回復した気がしました。(そういえば、アドベリーの小粒のような)

 やや過密なスケジュールの2週間でしたが、学びや出会いの多い内容でした。全国市長会を軸に色々な会議が組まれ、自主的な勉強会は前向きなメンバーばかりですので、私も自ずと気合を入れての参加となります。青年市長会なども50歳未満で就任が第一原則ですので、30歳台、40歳台前半の個性的且つ積極的な眼差しに大いに啓発されます。

 外務大臣主催のパーティーでは、在日大使館の大使が多数参加され、国際親善を自治体が担っていく時代になっていくことを実感しました。合併前はあまり視野に入っていなかったのが正直なところですが、エネルギーも食料も外国に依存をし、これからの観光立国や労働力問題も外国との関係を緊密にしていく方向は強まるに違いありません。ルワンダ大使と再会し、高島を案内したときのお礼を丁寧に言っていただきました。

 土曜日は、朝5時から滋賀県市長会で京都青果市場を見学し、午後は、琵琶湖若狭湾快速鉄道の集会に出ました。21世紀をどうデザインするかは大切なテーマです。環境の時代、アジアの時代を見据えて高島の30年後を描いてみようではありませんか。

 今津中学校、安曇川中学校の体育祭。溢れる躍動感や生徒の表情に元気をもらいました。すばらしい体育祭おめでとうございます。ホタルが飛び交い始めましたね。
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# by hi-kaito | 2008-06-08 19:43

基礎自治体の責務

 6月4日、全国市長会が開催されました。今年は、環境政策への関心が高まっていることと、分権委員会の動きが現実味を帯びて報告され、これからの基礎的自治体の責務の大きさ重要さが全面に出てきたことが特徴的であったと思います。

 増田総務大臣の挨拶に「今後、知事会でなく、この市長会が中心となって地方自治6団体を動かしていくことが、この国の形であると考える」と述べられ、生活を直接支え、密着している基礎的自治体に自治の重要部分が移行していくことが妥当であると正面から宣言されたものと受け取りました。会場に集った市長約800人に緊張感が走ったと感じました。

 分権計画委員会の委員に市長会から出ていただいている多久市長は、「権限委譲でも、少し問題があっても受けていかないと前に進まない」と既得権や課題のある組織を解体していくために大きなうねりを起こしていくことへの認識を喚起するものでした。

 高齢者が多く、若者が減少していくという現実を見据え、戦後の制度を見直す時期にきています。地方の力で身近な自治を担っていくことをしないと、大きな仕組みの維持に膨大な費用がかかり、国民の福祉がとても遠回りになっている現実が改善できません。未来を犠牲にしていく方法からも脱却していくことが喫緊の課題であり、環境・エネルギー・食料問題は、洞爺湖サミットを機に地方自治体にとっても現実的な課題になると感じました。
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# by hi-kaito | 2008-06-08 13:56

里山の力

 5月28日は鳥海山の麓、山形県遊佐町で環境自治体会議が開催されました。「変わらなくていいものがある」と副題がついた今回は、普通の生き物達や身の回りに繋がっている仕組みの大切さを見つめようとする思いが現れ、リサイクルなどの後始末政策より、本来の自然の仕組みやそれを守る人の働きかけの再生への想いが際立っていたと感じました。

 洞爺湖サミットに向け、G8環境大臣会合でも「里山イニシアティブ」と題したメッセージが発信されていますが、生物の多様性というと遠いところの理屈のようで、自分との間合いが実感できませんが、今までもいた身近な生き物がどうなっているかを知り、それがそうなる仕組みを見抜き、今どうするといいのかを洞察・実行する感性が必要であると基調講演の秋道先生は強調されました。

 29日は、「せんたく」の会議に出席し、地方自治側からの自治体も国や外郭団体もブラックボックスを無くそうとの提言に、国会議員連盟が次回の会合で賛同の回答や提案をされる確認がありました。地方分権の根本的な仕組みの部分に建設的議論が交わされることの意義と可能性を感じました。高島のことも国の仕組みを変えなければ改善できないことがあると実感しました。

 6月も1日ですね。今朝、自宅の玄関のツバメの巣の下にアーモンドチョコ位の小さな卵の殻が落ちていて新しい命の誕生を知りました。巣を覗くと産毛の雛が動いています。
 なんと今日の里山ジャンボリーは、今森光彦さんと河合雅雄さんの対談「里山という未来」が予定されています。今から保坂、角川地区へ土砂災害の避難訓練に向かいます。
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# by hi-kaito | 2008-06-01 10:50

無を有にする力

田植えも大方が終わり、レンゲの絨毯が色あせるのと交代に、麦の穂が黄金色になってきました。近所では赤っぽい独特の麦を作っておられる圃場もありとてもきれいです。

 先週末の土曜日の夜には、演劇「藤の樹と風と」の製作発表会が行われ、藤樹の里文芸会館に演出の大峰先生とキャストの皆さんが勢ぞろいしてスタートを切りました。印象に残ったのは、BBCの質問で何を伝えたいかとの問われ、脚本も書いてくださった大峰先生は、「藤樹先生を裸にして、裸にして、裸にして残ったのは、先ず人を信じた人であること。そして自分の未熟さを認めた上で、それを克服するために徹底して学び、慎んだ人で、決して特別な人ではなく懸命に心がけた人であること。皆さんのなかにも藤樹さんが受け継がれていることを伝えたい」のだと。名言で片付けない、現代を生きる私達を励ます藤樹先生に出会えるかも知れないと思いました。台本の読み合わせも、流石と思わせるものでした。9月に向け芝居づくりが始まりました。乞うご期待です。

 日曜日は、高島掃除に学ぶ会の開会式にご挨拶し、平和の文化展のテープカットに出席し、サバイバルウォークの最短メニュー近江高島駅から新旭までの約7kmを歩き、ほほえみコーラスのコンサートにお邪魔しました。この世の中は、多くの善意や献身によって成り立っていることを実感した1日でした。コーラスの舞台構成に感心し、歌声に癒され、晴れ姿に見とれました。自分が輝くステージに立てることの素敵さをお慶び申し上げます。
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# by hi-kaito | 2008-05-26 23:02

ここがいいね 今がいいね

 高島市今津町の椋川地域に株式会社ECCが運営される通信制高校「ECC学園高等学校」が開校しました。旧今津西小学校椋川分校は休校になって久しかったのですが、地元の皆さんが愛情を絶やすことなく、美しく保守してこられたお陰で新たな命を宿し再生の日を迎えたのです。
 5月24日(土)の午後、地元の皆さんや多くの議員さんが見守るなか、開校式が挙行され145人の新入生が京都、大阪、名古屋学習センターに入学されたことと、これから春・秋のスクーリングなどの計画が報告されました。

 発表された校歌「ともだちの歌」は、通信制高校で学ぶ若者達への思いやりや励ましがこもった歌詞と今時?の曲です。「マイフレンド・・・ここがいいね 今がいいね・・・」と展開する歌に、いたく感激したのでした。写真で張り出された新入生の弾けていたりはにかんでいたりの笑顔に未来へ繋がる新たな学びの道が拓かれた歓びを実感した次第です。

 高齢化率65%の郷に、生きる道と学びを求める若者達がやってくる。まだスクーリングと言っても2泊3日の日程ですが、自然と人の優しさ厳しさがとても近くにある椋川で、何かが生まれるにちがいありません。いつかはECCの32万人といわれる生徒さんの心のオアシスになったらと思います。

 初代校長は前高島市教育長の玉垣勝さん。事務長は地元の是永宙さんです。この小さいけれど偉大な一歩を喜び、関係者のご努力と地元のご理解に感謝を申し上げ、ECC学園高校と椋川区の弥栄を祈念いたします。万歳!!!
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# by hi-kaito | 2008-05-25 19:20

爽快ラッシュ

爽快(総会)ラッシュで、目まぐるしく一週間を過ごしました。中に日帰りの東京出張が1日おきに挟まり、その前後は夜の懇談会でしたので運動不足ながらも、お陰さまで乗り切れました。
農村アメニティー協議会に始まり、滋賀県企業立地フォーラムや日本トレッキング協会の理事会、全国治水砂防大会、ダム所在地協議会など以前は6町村で分担していたことが一市で対応です。出張が多いと言われますが本人も減らせるものは減らしたいです。

 また、地元では小浜市、若狭町と構成する国道303号線の改良促進や京都市、大津市と構成する県道麻生・古屋・梅ノ木線の改良促進の会議が続き、商工会の総代会なども重なり、途中に割り込んでいただき挨拶して失礼したりで、心苦しく思いました。市になって優先順位を相談しつつ事業要望をしていますので国や県の事業も目に見える形で動いてきました。303号線の1年で40回も交通事故のある区間など本当に改善が待たれます。

 今日の病院看護師さんの研修は、心がほぐれるような、そして大切なことをチームで解決していける心強さをもてるような講師のお話で、受講者の皆さんはとても素敵な反応でした。

 夕方の交通安全街頭キャンペーンには、多くの職員がバイパス沿いに立ってくれました。進化や変化があってもいいのではと感じましたが、参加者や通過ドライバーの声はどうだったでしょうか。
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# by hi-kaito | 2008-05-23 21:30

風人の祭と 生き物田んぼ

好天に恵まれ、高島で「風人の祭」(かじびとのまつり)が盛大に開催されました。自由でゆったりとした雰囲気の祭り空間は、これまでなかったもので、マイ食器持参を提唱し、フリーマーケットや食品の販売のお店も自然志向が強く健康的な感じです。会場のマキノサニービーチは程よい木陰があり波の音が聞こえるほど静かで、癒された方が多かったのではないでしょうか。琵琶湖にはカヌー体験のボートが行き交い、マーちゃんバンドに酔いしれ、踊った方も多かったと聞きました。(私は結婚式に出ていましたのでコンサートは残念)

 何と言っても去年、天つくマンの映画上映を自費で敢行し、第1回の風人の祭りをやってしまったパー子さんとその仲間達が凄いのです。若者の力です。協力の成果です。昨年は大分肌寒かったけど、今年は初夏の陽気で、頑張ってきた人が報われたことが何よりです。おめでとう。そして有難う。

 風人に対する土の人にもスポットが当たりました。岩波の「世界」6月号に本多さんの記事で、コウノトリの豊岡に並び高島市の「生き物田んぼ」の取り組みがきちんと紹介されているのです。健康な農地には、沢山の生き物が共存しています。それがなによりの証拠となる、農家も消費者も生き物達も安全で安心な米作りが展開されているのです。希少生物だけでなく、この地らしい生態系が守られている。滅びから再生へ。環の郷の誇るべき取り組みです。

祝 BE-PAL6月号 全国ご当地ソフトクリームに滋賀県はアドベリーソフトが選ばれてる!
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# by hi-kaito | 2008-05-18 22:32