災害弱者マップ

スポーツ・レクレーション祭から早や1週間。今日は、市の防災訓練で市内で46集落、警察、自衛隊からの参加を得て消防、病院はじめ市職員600名の約5,000人市民の約1割が訓練に参加いただきました。今回は、高島アイリッシュパークで県の防災ヘリや起震車含めた大規模な避難・防災訓練が行われ、病院では患者さんの治療優先順位を判断するトリアージ訓練などが行われています。

 市役所では、災害状況の掌握とそれに対応する図上の想定訓練を行っています。道路の損壊や避難所の展開、家屋倒壊や行方不明者の確認などこれまでの大規模災害を参考に、シナリオを辿るだけでない訓練が展開されています。今日みつかった課題に真摯な姿勢で対策していくことが大事と考えています。

 集落を訪ねると、炊き出し訓練やAEDの操作講習など、やはりご近所の助け合いの大切さを理解され防災リーダーのもとで工夫をして訓練されていました。上古賀集落では、住宅地図に災害弱者である独居の高齢者や要支援者約20名が赤や黄色のマークとともに氏名が分かりやすく記載され、地域で何度も話し合われた内容が如実に分かりとても参考になりました。安心な暮らし、仕合せな地域のお手本だと思います。善き取り組みを相互に紹介しあい皆で安心度の高い暮らしを作って参りましょう。市民の皆様、災害ボランティア、アマチュア無線、警察、自衛隊の皆様、市役所の職員の皆さんお疲れ様、有り難うございます。
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# by hi-kaito | 2008-10-26 13:39

写真を超えた世界へ

18日の午後、安曇川ふれあいセンターで開催された里山ジャンボリー2008から役所へ戻りました。11回目となる今回は、ホストの今森光彦さんと実弟の洋輔さんの対談で180名の方がご参加くださいました。8割がたが市外からのお客様であるとの事です。また、内80名の方は午前中に重要文化的景観の指定を受けた海津地区を今森さんの案内で歴史ある湖畔を散策されての参加です。

 今回は「生命を描く」と題し、写真家と細密画家という立場からのお話と、幼い頃から共有する琵琶湖の記憶やマキノに居を定めた洋輔さんと雑木林を見つめ里山の営みを紹介し、その大切さを発信してくださっている光彦さんが何ゆえにマキノだったのかの一端を紹介してくださいました。土地が安かっただけではないのでした。お二人の生き物を見つめる眼差しと表現の違いがリアルに語られ、聴衆は大満足げでした。

 プロの話は想像を超え、細密画を書く洋輔さんは1mmの幅に7本の線が引けるんだそうです。イタチの毛の筆だそうですが、それを受けた光彦さんが細密画家のクマダチカコさんと対談した話を紹介され、80歳の時に髪の毛3本を筆にして描く技術に到達し、素晴らしい作品を80歳を越えてから発表されているとのこと。琵琶湖の魚を出版するまでに6年、琵琶湖の鳥を出版するまでに10年の費やして丹精込める細密画家の描き方の解説が驚異的でした。
この冬、琵琶湖博物館で原画展があるそうです。同じ景色をみても見(観・看)えているものが違いますね。 
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# by hi-kaito | 2008-10-18 16:56

奈良の都と

 今日は、近畿市長会で奈良市へ行ってきました。近畿は111市とのことで、何と奈良県下の自治体の平均経常経費比率は100をこえるそうで、財政難を語られる深刻さが違うと驚きました。高島市は、勇気を持って行財政再建に立ち向かい、合併3年度目から普通会計起債総額380億をピークに20億円づつ返済していけるようになっています。職員の努力と市民の皆様のご理解のお陰です。

 さて、市長会では来年度予算や政策に対する要望の審議をしました。多岐にわたる項目が検討され上程されましたが、どうしても市長会は都市的な課題に力点が置かれる傾向があると感じました。農林漁業に関する事項が欠落していましたので、食料の安全や自給率の向上、そして国内農林漁業の再評価と維持・進行していくための積極的な政策を求める項目を盛り込むよう発言しました。議長の奈良市長の計らいで、近畿市長会会長のもとで検討をすることとしてくださいました。

 解散後、東大寺の大仏さんを訪ねました。修学旅行生で一杯でした。高島も里山の仕組みなどを学ぶ修学旅行生のメッカになる日が来ることを思い描いています。
 さて、何で東大寺かと申しますと、正倉院文書に、東大寺建立に当たり、高島山から材を切り出したとの記述があるとを聞いていたからです。千年をつなぐロマンに思いを馳せ、改めて1つ1つの事物に感動し、今までにない心情で拝見しました。何と、大仏さんの前から近鉄特急ー湖西線新快速で1時間半で高島に帰ってきました。これも大驚きです。
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# by hi-kaito | 2008-10-07 18:48

雨のち晴ればれ

今朝は雨ニモ負ケズ、マキノ町の蛭口、牧野、小荒路の各集落で区民運動会が開催されました。改めて、人間が仕合わせに暮していくには集落やご近所の人間関係によるところが大きいと実感した次第です。朝のテレビでは、アメリカ発の世界金融不安を煽るようなコメントが印象的でした。自然災害だけでなく金融や政治的変化、社会制度の破綻などに対しても壊れない地域と暮らしの防災を考えねばなりません。

 お昼は、食品衛生の分野での功績が認められ、木下祐二さんが旭日双光賞を受賞されましたのでお祝いに参りました。地域の商業振興に対しても熱心な取り組みをこつこつと積み重ねてこられ、藤樹先生の仰る市井の聖人のお一人であると思いました。おめでとうございます。

 午後は、陸上自衛隊第3音楽隊が高島市民会館でコンサートをしてくださいました。高島高校の吹奏楽部も演奏し、楽しい演奏会になったようです。ラディツキー行進曲での締めくくりに会場の皆さんもノリノリだった感じです。その後、ふるさと自治大賞とまちづくり実践大賞の選考会を覗きました。地域の自治活動、団体やNPOによる自主的な活動の貴さを再確認しました。中学生による子ども大賞の選考も意義深いと思います。

 夜は、滋賀県青年大会の高島選手団の総合優勝祝賀会。青年が縦横無尽に活動する地域であり続けたいですね。「その国の未来は青年にあり」とか。高島の若者達は凄く素敵です。 
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# by hi-kaito | 2008-10-05 23:21

火天の城 ロケ

 織田信長に命じられ、安土城を築城した宮大工岡部又右衛門を主人公にした東映の映画「火天の城」のロケが高島市安曇川町で進められています。滋賀県のロケーションオフィスのお世話で実った話ですが、大掛かりなセットを建て、なかなか壮観です。

 湖西線の盛り土に使う土を採った所と聞いていましたが、電柱がなく緑に囲まれ、奥行きのある小高いロケ地として関係者に気に入られているようです。今日は、主演の西田敏行さんはじめ210名のエキストラの方々が大迫力になるであろう映像を撮影しておられ、嘉田知事、津村安土町長と陣中見舞いに参りました。県は栄養ドリンク、安土町は最中、高島からは栃餅とちひろ(水)を差し入れしました。上映は来年の秋だそうです。

 最近、テレビの番組の取材も増えてきたいますし、映画やテレビドラマのロケ地としても用いられることが増えてきました。先日のNHKスペシャルの映像詩 里山 「森と人 響きあう命」もよかったですね。

 さて、今回は、安土城という天下の名城に賭けた武将の側でない男の感動の物語のようです。高島も信長と朽木氏の関係や織田信澄の大溝城など縁が深いところだと改めて気づかされます。ロケの成功をお祈りすると共に、これを機会に「釣りバカ日誌」の鮎の友釣りなどで新しいご縁ができたらいいななどと思ってしまいました。 
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# by hi-kaito | 2008-10-03 16:09

良知の駅

1日を迎えました。心新たに、仕事を与えられていることに感謝して働きます。
今日は、岸田議長と日米共同訓練の安全対策を万全にとってもらうよう防衛省に要望に参りました。増田事務次官ならびに、陸上幕僚監部の久納監理部長に要請をいたしました。

 改めて、藤樹先生生誕400年のお陰で多くの学びや心を耕す機会を得ました。記念事業も50を数えたとのことで、みんなが心を通わせながら、協力して成し遂げてきたことは、幸せな高島市を建設していく上でも大きなことであったと思います。すべての人に備わる良知の心を発揮して、みんなで助け合って生きていこうとする考え方は、まさに仕合せの法則です。

 フィナーレの藤樹心学フォーラムでは、誰もが聖人になる道を歩むことができるし、藤樹さんは、聖人の道を一緒に歩もうよとみんなと共に努力されたことが明らかになりました。間違いを犯しながらも、愛と敬の実践で明徳や良知を発揮していこうと努力する人を聖人というのだそうです。目の前の存在や出来事をありのままに認め、その事とよき関係を結ぶ。昨日や明日のことで今日の自分をしぼませてしまうことはないのですね。

 土曜日の嚶鳴(オウメイ)フォーラムには、11の自治体が集まり、郷土の先人を誇りにして、地域の幸せ学の追求ともいうべき意見交換は楽しかったです。論語の多久市、上杉鷹山の米沢市、佐藤一斎の米沢市はじめ意気に感じる内容で、更に近代製鉄の祖、大島高任の釜石市は、高島の小野組の縁の地であることや、二宮尊徳の息子の奥さんもまた高島町出身の方だったことを知ることとなり、出会いの不思議に驚いています。高島は素敵な心の駅になる気がするのですが。
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# by hi-kaito | 2008-10-01 15:28

藤樹さんから繋がるものは

稲刈りが終わり、彼岸花が奇麗です。21日、藤樹の里文芸会館は、2公演とも満席のお客さんが詰め掛けてくださいました。早々とチケットが完売になり嬉しいプレッシャーも高まるなか、21人の若者達と彼等をサポートする上演実行委員会のスタッフの皆さんの奮闘で、人間・中江藤樹を見事に現代に甦らせてくれました。演劇を創作していく市民と支援者がいることがとても誇りに思えます。

 子ども達の現代劇と、藤樹を辿る時代劇が重なり合って展開していきました。有名なエピソードのツボが端的に押さえられた感じで、苦悩し、もう少し、もう一歩自分を修め、明徳を発揮し良知に致ろうとした藤樹を浮き上がらせてくれたと感じました。近江聖人として完成された人格のように語られがちな藤樹先生ですが、至らぬ自分を自覚し、聖人の道を市井の人と共に歩もうとされた姿が近くに感じられました。

 会場は、ご夫婦や若者の姿も目立ち、藤樹先生が世代を越えて多くの人の心に宿っていくきっかけになったと思いました。プロの演出家さんや役者さんとの稽古を通じて、互いの絆を深め、困難を乗り越えて到達したであろう落ち着きが素敵でした。緞帳がもう一度上がってキャストと会場が感動を共にしたかったとの声にも接しましたが、藤樹さんが後世の人に託したであろう思いを1人1人の人に深く受け止めてほしいとの意図であの終り方なのでしょうか。「中江藤樹の心は深く、広く、地下水のごとく流れ、受け継がれ、今につながっている・・・・。」藤樹さんと生きることができるのですね。
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# by hi-kaito | 2008-09-25 19:04

君看よ双眼の色

 運動会の季節です。お天気に一喜一憂しながら、地域、保育園、幼稚園、小学校、中学校などで熱心な役員さんらに支えられ盛大に開催されています。高齢化や人口減少でプログラムには大きな変化が見られますが、年に一度のこのイベントが防災や地域福祉を支えるための大きな役割を担っている事も大切です。リーダーの方の思いも色濃く反映され、変遷していく様も色々な地域事情が映し出されています。スタッフの皆さん有り難うございます。

 さて、運動会でブログの更新が滞っていると指摘を頂きました。短くともなるべくリアルタイムを心がけようと反省しきりです。さてさて、運動会ですが、ここ2週間で3つの中学校(マキノ、朽木、湖西)の運動会で激励の言葉を述べました。明らかに変わってきたなと感じるのは、中学生の眼差しがきちんと前を向くようになったなあということです。

 実は、31歳で町議会議員になり、以来入学式や卒業式、運動会などに参列しているのですが、10年ほど前でしょうか、入場行進でも背中を曲げ、生気のない瞳の生徒が目だった時期がありました。今年の印象は実に爽やかなものです。加納治五郎翁は精力善用と仰ってますが、まさにエネルギーが善き方向に揃いだしたような感じです。色々なことがまだまだあるのでしょうが、いい感じ、よき予感を教職員も、保護者も感じられたのではないでしょうか。

若者の澄んだ眼差し、素直で多彩な表現、フレッシュなエネルギーの圧力で、沢山の元気を貰いました。
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# by hi-kaito | 2008-09-16 12:58

ホレボレ 

今年も若者の力によって暑かった夏が見事に締めくくられました。30日の土曜日は、第2回高島市民祭りが今津運動公園で開催され、日本一の魚つかみ大会、日本一のエコ風船飛ばしなどが子ども達や多くの市民の参加を得て行われました。朝方は雨が激しく大変心配されましたが、それをものともしない若さが見事でした。世界のナベアツ氏のステージの時は特に雨が激しくなったのですが、びっくりするほど集まった観客は、雨をしのぎながら顔をゆがめて大喜びでした。1・2・サン!オモローなどと子ども達の心と見事に共鳴している関係に感心しました。

 夜になってのハイライトは、西日本初といわれる3尺玉の花火を2008発の最後に3発打ち上げるという企画で、陸上自衛隊の理解を得て、800m上空で600m開くという初めての大花火を実現されたのです。若き力、その呼びかけに協力くださる多くの方々、沢山の素敵な人のお陰です。会場はエコ食器と回収ステーションの設置で、とても美しい、ごみの極めて少ない祭りとなったことも特筆すべきことです。6000個の風船は、本当に驚くべき光景でしたし、花火は本当に見せてくれて有り難うという気持ちが込み上げてきました。

 日曜日の滋賀県青年大会で、昨年に引き続き、高島選手団が総合優勝を飾ったとの知らせが届きました。これも万々歳です。おめでとう!若者の減少を憂う地域ですが、地域を愛する気持ちを胸に、元気ハツラツと行動する多くの若者の存在は大きな喜びです。藤樹先生の言葉に「善を成すは耕運の如し」とありますが、良くしようと行動する人の多いまちであることに気づかされます。ありがとうございます。
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# by hi-kaito | 2008-09-02 17:50

プチ藤樹さん

 地蔵盆が過ぎ、めっきり涼しくなりました。今津では新米の出荷も始まり、実りの秋への高まりが感じられます。夏休みも終盤になり、今年もびわこ青少年演劇祭が開催され、6団体が舞台発表を含む合宿しながらの交流・交歓が行われました。今年は、開会式も藤樹先生生誕400年に祭にちなんだオープニングで、会場に詰め掛けたお客さんも例年より一段とわくわくした目をなさっていたと感じました。演劇活動やミュージカルを通じ、青少年の成長を見守るまちであることを誇りに思いたいです。このことを成し遂げる若者達がいるのです。

 土曜日は、今津少年少女合唱団の創立10周年の記念コンサートとお祝い会がありました。子ども達の身心、知徳ともに成長することを信じ、10年に亘ってご指導くださった早川、柳森両先生にまずもって感謝を申し上げます。子ども達の中にある美しいものを磨きだしてくださるお二人のご努力は、ミニ(プチ)藤樹先生と呼ぶに値すると思います。地域がプチ藤樹先生で一杯になると素敵ですね。2年前の成人式で静かに聴かない若者を一喝してくださったシーンが印象に強く残っており、教え導く地域の先生としての明るさと積極性にいつも感心し敬服しています。

 子ども達に豊かな愛情が注がれ、一定の間合いのある関わりが保証できたら最高ですね。スポーツ、文化・芸術活動、そして自然体験活動や図書館の活動に至るまで、指導やサポートに当たってくださる市井のプチ藤樹さんに心から感謝を捧げます。 
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# by hi-kaito | 2008-08-28 15:27