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昆虫の引力

ここ数日、お天気が非常に不安定で、激しい雨風に襲われペーロン大会もお昼で中止になったほどです。事故が起こる前に中止を決定してしてくださった関係者の英断には敬意を表します。マキノの味果食祭りも頑張っていただいていたことと思いますが、大丈夫だったでしょうか。自然相手で思うようにならないこともありますが、皆さんの頑張る姿に、お互いに感じ合い、認め合ってておられると思います。

 さて、週末にマキノ高原で行われた「昆虫キャンプ」の公開講座にお邪魔し、これほど多くの方が参加されるのかと驚きました。子ども80人大人50人の定員130人の参加です。50名のキャンセル待ちがおられるとか。2泊3日で結構高額な参加費にもかかわらず、昆虫少年の憧れのキャンプであるようで、虫大好きトークは、プロフェッショナルでマニアックで実にワイルドでユーモアに溢れるものでした。私も思わず、ビロローンと開く昆虫用の網を買ってしまった程です。マキノ高原や高島の魅力は、私達が思っているより何倍も大きい様です。
 
 朽木生き物ふれあいの里でも、昆虫の展示などが企画・展開されており大盛況。夏休みらしい子ども達の姿が頼もしく感じました。子ども達の楽園であることは素敵なことですね。昆虫は、殆どが鳥などに食べられるのだそうで、子ども達の採る分などはたいしたことないそうで、虫採りで学ぶ事のほうが重要だと仰います。採っても採ってもまだまだいるカブトムシの森など、先日のBS-hiで放映された「いのち萌ゆる森」の願いだと思います。昆虫の一杯いる森が観光特区の目玉になる日は近い?
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by hi-kaito | 2008-07-29 16:11

常に省る人

 今日は、常省先生と慕われた藤樹先生の三男の弥三郎さんの没後300年祭で、藤樹書院には130人もの方が集まり、やや簡略化された儒式の祭典を行い、孝経を拝誦し、遺徳を偲びながら、我が行いを反省しました。例年にない多くの参加者で書院に入りきれない方は炎天下、庭のテントの下から見守ってくださいました。

 講話は、成蹊スポーツ大学の山口満先生で、学生さんと中江藤樹を学び実感したことを話してくださり、誰にも分け隔てなく接した藤樹先生が、今の若者に好感を持って受け入れられる様が伝わってきました。また、広島大学でペスタロッチを研究された松本義い先生が、この安曇川に赴任され、藤樹の一人ひとりを大切にした教えとペスタロッチの子ども最優先に考える教育が程よく融合し、この地に連綿と受け継がれているのではないかとの指摘は、実に興味深いものでした。

 また、昭和初期の学校風土記の第1番目に青柳国民学校の藤樹教育が取り上げられており、低学年から高学年にいたる各学年で計画的に藤樹先生のことを教える総合的カリキュラムがあったことを紹介してくださいました。

 昨夜の、「里山・いのち萌える森」を視聴し、またしても今森マジックの虜になりました。私達の暮らしのかたわらにこんなにも豊かな命のつながりがあり、活かし・生かされている。
 昨日の県版特区の評価会では、70点だったものの、堺屋太一委員長からは、予想以上の成果があると高い評価を頂いたとかで、担当者はとても嬉しそうな顔で報告してくれました。 
 今夜はこれから、エコツーリズムの推進協議会です。
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by hi-kaito | 2008-07-23 19:09

真心が光る 里山も光る

 20日、選挙管理員を32年、高島町選挙管理委員長を28年勤められ、78回の選挙を滞りなくまた、正確に執行し、その全体を司ってくださった北村伊兵衛さんが藍綬褒章を受賞され、その祝賀会に出席しお祝いを申し上げました。その会の謝辞で、北村さんは「真心が常に光る」をモットーとし、ご自分も選管も、会社の社員さんも啓発してこられたとのこと。本当に世間のことも家業の繊維会社の隆盛も見事に両立されていらっしゃいます。真面目、誠実の力を教えられた気が致します。地域と日本を支える存在とはこういう方なのだと感心いたしました。

 さて、NHKの映像詩・里山の第3弾が明日、22日の夜8時からBS-hi(NHK衛星放送のハイビジョン)で放映されるとの事です。第2弾の「いのち巡る水の流れ」は、国内は勿論、世界の映像コンクールで7つもグランプリを獲得し、NHK始まって以来の快挙であったと聞いています。舞台となった「かばた」の集落は、多くの注目を集め、地域の保全活動も定着してきました。

 今回の「SATOYAMAⅢ」は、マキノのクヌギの古木「やまおやじ」が大切なことを語るとか。今森光彦さんが長年構想を温められ、2年近くかけて撮影されました。洞爺湖サミットを挟んで生物の多様性とか、里山イニシアティブなどとよく耳にするようになりましたが、おそらくこの映像が、里山のいのち繋がりあう奇跡の仕組みを皆に理解させてくれることでしょう。オリンピックが終わったら、NHKの総合番組などで、繰り返し放映される予定だそうです。是非、ご覧になってください。そしてこれからの里山と私達の暮らしの在り方を一緒に考えていきましょう。
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by hi-kaito | 2008-07-21 21:32

耕して天に至る

 暑中お見舞い申し上げます。梅雨もあけ、夏休みにはいりました。今年の暑さは格別?
何れにせよ、気持ちまで負けないように、しっかり食べて、しっかり眠って、元気よく働きたいですね。子ども達も大いに自然なのかで時間を過ごしてほしいです。

 先日、全国2番目に重要文化的景観地域に選定された宇和島市で全国協議会がありました。現在、文化的景観地域は全国で約60箇所あり、そのうち重要文化的景観に選定されているのは、7地域です。世界遺産に登録申請を計画されている地域も多く、よくぞ「高島市海津、西浜、知内の水辺景観」が認められたと思います。

 宇和島の対象地域は遊子(ゆす)水荷浦(みずがうら)の段畑で、約400年前から斜度30~40度の斜面を1m幅くらいの段々畑にし、高級馬鈴薯などを作って守ってこられた感嘆せずにはいられない景観です。石積みもコンクリートなど一切なしで、海の近くから小さな石を積み上げて形成されており、正にこれこそ積小為大。

 日清戦争の講和の折、清の代表李鴻章氏が、このような段々畑の景観をみて、「耕して天に至る。もってその貧なるを知る。然るにわが国土広大なるも国力劣れり」と述べたそうで、戦勝国の日本は、決して特別に富んだ国ではなく、ここまで努力・工夫している国であると看破したとか。

 文化的景観の背後にあるものを見つめると、現代社会にとっても大切な物や事が見えてくる気がします。意欲溢れる段畑を守ろう会のリーダーは、海津の桜の大ファンでした。
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by hi-kaito | 2008-07-19 21:48

暑さの中で

6日(日)は、午前7時45分からの第20回びわこトライアスロンとジュニアトライアスロンの開会式で1日をスタートしました。役員さんはもっと早くから準備に出てくださっており、広い範囲での競技ですので地元のボランティアの皆さんの大きな支えあっての大会です。合併してから今津で開催していたジュニアのトライアスロンも合同開催になり、相乗効果が出てきたように思います。

 スイム600m、バイク24km、ラン7km(ジュニアは別)で、短いゆえに負担が大きく過酷な側面もあるようです。炎天下ですので事故なきように楽しんでください。田島滋賀県トライアスロン協会会長(衆議院議員)が選手としても出場され、この大会の存続を熱心に訴えられました。偏にこの大会は、地元実行委員会の皆様の熱意とご準備のお陰ですので、参加者のスポーツマンシップが存続する限り続いていくと思います。

 9時からは、今津スタジアムでの第7回軟式野球ジュニアリーグびわこカップ争奪大会の開会式に参列しました。近畿・東海圏から中学生による28クラブチームが参加され、全国大会に繋がるトーナメントです。高島高校吹奏楽部の素晴らしい演奏にのり、きびきびとした入場行進が行われ、久しぶりに高揚感を共有しました。地元高島からもジュニアオール高島と湖西スターズの2チームが出場されています。暑いときは暑さの中で、寒いときは寒さの中で、汗にまみれ、土にまみれて努力する若者達がいることを、頼もしく誇らしく思います。一人ひとりの若者や子ども達に全精力をぶつけられる場と受け止めてくれる親以外の存在が大切だと痛感しました。
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by hi-kaito | 2008-07-06 11:34

欽ちゃんの力

  さて、5日の午後はOBC高島と、欽ちゃん球団こと茨城ゴールデンゴールズとの3年・3度目の交流試合がありました。今津スタジアムには猛暑にめげず約2,000人のファンが来てくださり、8月の全日本クラブ選手権の前哨戦にふさわしい緊迫した試合となりました。

 何と言ってもゴールデンゴールズは昨年度のクラブ選手権者であり2連覇を目指しておられます。初出場初優勝を狙うOBC高島にとっては、必ず破らなければならない相手です。今日は6対7で敗れましたが、欽ちゃんは、「こんなに地元の応援があるって素晴らしい」と褒め褒めでした。1点差、この紙一重の結果が大きいのでしょうが、埋めるのも練習なんだと思います。あと1ケ月、怪我に気をつけて、選手権で勝利するプロセスに上手にはいっていって欲しいですね。

 改めて、欽ちゃんの姿にも感動しました。試合が終わってから、外野席に走り寄り、子ども達とネット越しに話しながら、サインを1人ずつしてくださるのでした。これから米子に5時間かけて走り、明日は鬼太郎-ズ?との試合だから、じゃあとお別れした後に、出口で待っていた子ども達全員にもサインの求めに応じてくださったと聞きました。

 きっと選手達も、試合結果以上のことを学んだでしょう。改めてOBC高島の夢、OBCが日本の野球界に問いかけているメッセージをしっかり理解し、力強く存続していけるように一緒に考動していきたいです。BBC、eラジオの皆さん、ご支援有難うございます。スポンサー、パートナー企業の皆さん有難うございます。ファンの皆様そして監督・コーチ・選手の皆さん有難うございます。一緒に育っていきましょうね。ボランティアスタッフの皆さんも最後まで有難う! 
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by hi-kaito | 2008-07-05 22:46

2年目の7月5日

 2年前の今日、2歳7ヶ月の少女が両親からの虐待によって亡くなりました。今年の夏で一番暑い日になりましたが、5日の午前は、子ども達を守り2度と悲しい出来事を繰り返さないように取り組んでくださっている200人近い方々が集まり、子ども虐待防止の研修会をしてくださいました。

 平成19年度の相談児童の実数は、358人。相談の延べ回数は5,269回という実績です。ちょっと多いことに驚きますが、相談など具体的にケアができている数字であり、繋がりが持てていることは有り難いことです。ケースを担当してくださっている方々に心から感謝を申し上げます。何よりも色々な形の連係プレーが不可欠とのこと、これからも宜しくお願いします。そして、藤樹さんの良知を信じる生涯に習い、これから良くなる、必ずよくなると信じてへこまずに1日づつ勤めていくことしかないと感じました。関係者の皆様、本当にありがとうございます。
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by hi-kaito | 2008-07-05 22:29

文武両輪少年剣道大会

 29日(日)は藤樹先生の語録にある文武両輪をテーマにした剣道大会を高島市剣道連盟が主催してくださいました。招待チームを交え25チームの参加です。剣道の教育力と藤樹先生の教えを活かす大会にと、昨年から準備をしてくださり、実現したものです。
 まず、開会式で高島藤樹会会長からお話を頂き、孝経をみんなで拝誦しました。日本剣道形、居合道演武に続き、全員による合同稽古が行われました。指導者約50人、小学生約160人が体育館いっぱいに広がっての稽古は壮観で、剣道ならではの光景です。1人でも多く掛かろうとする子と、人の後ろへ後ろへと回り込む子などコントラストも良く見えます。

 さて、大会の本番は、3~4チームに分かれての予選リーグ(基本練成と一本勝負)と上位2チームが勝ちあがりベスト16からの3本勝負のトーナメント試合です。基本練成とは、切り返しという正面を打って、続いて左右面を連続して打ち込む規定演武と、指導者に打ち込み、応じ技なども披露する自由演武で錬度を判定してもらうものです。先鋒から大将まで5人が基本練成と一本勝負で10回の対戦をします。日本武道館の大会で普及したこの練成は、姿勢、発声、技前(気・剣・体の一致)そして着装から礼法までが審査されますので、人間形成を謳う剣道の優れた育成手法だと思いました。

 今大会の充実度が関係者の表情から伺えました。彦根や大津から来てくださったチームが、いつも遠路を来てもらっていることがよく分かったとも。優勝は、大津の自求館チーム。準優勝は、福井県美浜のチームでした。しんどいことを越えてきた子ども達の素晴らしい姿にみんなが感動しました。ご準備くださった皆さん、参加者の皆さん、有難うございました。
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by hi-kaito | 2008-07-02 22:02

高島志民の集い

 藤樹さんの東京大会を無事終了し、夕方から高島市出身の方々や、特にご縁のある方々と志民の集いを持ちました。地元からの参加者をあわせて約200人で、高島の幸を味わいながら、交歓・懇談を致しました。高島から、地酒に鮒寿司、小鮎とエビの天麩羅やかき揚げ、近江牛のミートローフ、トンちゃん、マキノの椎茸のてんぷらに鯖寿司、デザートにはアドベリーアイスも味わっていただきました。

 故郷をあとにして、本当に頑張りぬいてきた方々のメッセージは、参加した若い職員にもストレートに伝わってたように感じました。そして、如何に故郷にエールを贈ってくださっているかも実感しました。高島産の手染めの浴衣を着て、皆さんのお話を承りました。高島音頭を踊り、肩を組んで琵琶湖周航の歌を歌いました。歌詞など無くても3番まで朗々と歌い上げる先輩方の姿に言葉に出来ない感動を致しました。フレー、フレー、TA・KA・SHI・MA!万感の想いを込めて唱和いたしました。

 夜行バスで強行日程の参加をしてくださった、高島音頭保存会のみなさんと高島物産振興会の皆さんには心から感謝を申し上げます。また、市職員の力と姿を、滋賀県人会の中西専務理事が絶賛してくださったことは、未知の仕事に取り組んできた担当者達にとって、何より嬉しいことでした。「電通に引けをとらない」ということの意味を理解できる出来ないはさておき。
多くのお助けが、有り難いことでした。心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。
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by hi-kaito | 2008-07-01 21:26

良知の心に生きる in 東京

 6月28日の土曜日、中江藤樹生誕400年祭東京大会を神宮外苑の日本青年館で行いました。これは50年前に、日本橋の三越で生誕350年祭を記念し、遺品や遺墨を展示し、高松宮様が来てくださったなどのエピソードに端を発します。400年祭を東京でしたい、映画も観てほしいという気持ちが、今回の一大事業に結実したのです。

 開会式には、池坊文部科学副大臣が来賓代表で祝辞を述べてくださり、オウメイ協議会の自治体の参列も頂き盛大に開会することが出来ました。会場には800人を越える心ある方々がご参加くださいました。第1部の映画:中江藤樹の上映には製作時の功労者、福井前安曇川町長と矢田監督も駆けつけてくださり、東京上映は、感動に包まれることとなりました。30本持って行ったDVDがあっという間に完売でした。「見る度に涙の量が増える」とNさんの言葉。

 2部は、小説中江藤樹の著者であり、映画の監修をして下さった童門冬二さんと陽明学を研究し、藤樹心学全集を発刊してくださった吉田公平先生をパネラーにトークを展開しました。司会進行を仰せつかり、2週間前からプレッシャーに喘いでいましたが、苦悩しながら明徳を明らかにし、良知の発揮に人生を捧げた生身の中江与衛門の姿の一端が紹介できたように思います。聖人とは努力を続ける人のことであるとも話していただき、現代に活きる藤樹の志を訪ねることができました。藤樹先生の書や貴重な資料もお披露目し、地元の物産も即売をしてくださり、大好評でした。、高島市の縁の皆さんや藤樹先生に学ぼうとの志高い方々に加え、鍵山秀三郎さんやフルートコンクールの大友審査委員長のお顔を拝見し感激いたしました。

 締めくくりには、孝経を会場の皆さんと拝誦しました。舞台の上へ客席から声が湧き上がってくる感じで、参加くださった方々の気持ちが自ずから伝わってきました。感謝、感謝、感謝です。
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by hi-kaito | 2008-07-01 21:09