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みんな元気でええじゃないか

 琵琶湖の100m近い湖底を探索する自動観測ロボット探淡の調査・研究の継続を願う取り組みが、チャリティー落語会と紙芝居と講談のコラボレーションに発展しました。
 本日午後、藤樹の里文化芸術会館で、「桂都丸チャリティー落語会&みんな元気でええじゃないか」が行われました。私が感動するのは、琵琶湖のピンチを救いたいと素直に立ち上がった女性の存在です。世の中のことを自分に引き寄せる感性は、正に良知の働きですし、感じたら動いていたというほどの、ためらいのない純粋な行動は、藤樹さんは勿論、王陽明も讃えると思います。

 開会の挨拶で「1人の力は小さいけれど、決して無力ではありません」と、ややはにかみながら、きっぱりと仰るのを、舞台袖で聞いたのですが、偉大な瞬間に立ち会った気になりました。  冒頭の劇は、有志のキャストも秀逸で、琵琶湖の固有種たちとブラックバスやブルーギルが登場し、観客を一気に琵琶湖の物語へ引き込みます。紙芝居と旭堂小二三さんのコラボレーションは、猫の何とか君がタンタンと出会い、琵琶湖の現状を知り、琵琶湖とタンタンの窮状を救うために立ち上がるのですが、紙芝居がプロジェクターで大きく映し出され、情感のこもった、小気味のよい講談で物語は展開をしていくのでした。

 琵琶湖の声を慈愛の心で聞く人たちがいる。素敵な人が呼びかけ、素敵な人たちが応え、素晴らしい出来事が実現する。この小さな奇跡に立ち会った人は、きっと次なる奇跡を起こしていくのだと思いました。琵琶湖も私も元気に!ええじゃないか!!
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by hi-kaito | 2008-06-23 00:19

ヤング アメリカンズ

 今春高島市に開校したECC学園高等学校のお陰で、ヤング・アメリカンズ日本ツアー2008の高島公演とダンスと音楽による出張授業プログラムが実現しました。金曜の夜にホストファミリーの皆さんと46名の若者達を迎えました。金・土とホームステイしながら2日間、180名の子ども達とワークショップをし、殆ど小学生の子ども達にダンスやパフォーマンスを教え、一緒に楽しみ、本番では見事なフォローをしながら子ども達を輝かせるのです。

 英語と学問で向き合うより、遥かに楽しく興奮する、体ごとの出会い方があることを目の当たりにしました。舞台上の子ども達は、1部で素晴らしいショーを見て、2部でその若者達と一緒にエネルギッシュに歌って踊る経験をする。しかも大勢のお客さんの前で。英語やダンスの楽しさを知っただけでなく、自分に感動する体験だったことと思います。高島からは約40名の子ども達が出演していたそうです。

 この取り組みは、1962年、若者達が社会の批判にさらされる中、1人の音楽の先生が若者達の誠実さや素晴らしさを伝えようとオーディションをして若者達と舞台を作ったのが始まりだそうで、出張授業は90年代における米国の教育・芸術予算削減に端を発するとか。何と、ミシガン州ペトスキー市が発祥の地だそうで、マキノのホストファミリー宅でペトスキーとの姉妹都市関係を知った彼らは、神のお導きだと感激しているそうです。都市部を中心に24公演で5000人近い子ども達と出会うそうですが、日本らしさが随所にある高島市滞在をとても気に入ってくれています。今夜は禅寺に宿泊し、明朝は座禅をするそうです。新しい風を吹かせてくれた皆さん、支えてくださった皆さん、有難うございました。
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by hi-kaito | 2008-06-22 22:30

入魂の時

 今日は、一般質問3日目です。これまで2日間の議論も様々な角度と考えから質問を頂きました。エネルギーの問題について活発な議論が展開され、地元の木質エネルギーや太陽などの自然エネルギー利用の促進制度などの提案がありました。また、CO2の削減に関する言及も多く、高島市もCO2削減計画の検討を急がねばならないと受け止めました。岩手・宮城内陸地震の直後であり、高島市の備えについても厳しく、熱心に質問いただきました。

 これまで往々にして、前は良かったという合併前、三位一体改革前、交付税削減前と比較する視点を軸に物事を考えて参りましたが、この3年半がどうであったかを、同時代に同じ波風の中でもがいている自治体と対比して、高島市の位置はどこかを時間軸水平軸で現在地点を明らかにしていくことも必要ではないかと思うようになりました。

 今日の議会開会の10時と同時刻に、西京極球場でOBC高島が都市対抗野球大会の京滋奈地区の決勝リーグに出場し、プレイボールです。創部3年目で地区決勝リーグ出場は、野球関係者の間では快挙とのことで、滋賀県野球連盟の小熊会長もわざわざ応援メッセージを寄せてくださいました。明日と明後日は、午後1時からです。応援に行ける方は是非お願いします。
 20に及ぶ企業が選手を受け入れてくださり、同僚の皆さんに社会人としてのイロハを教わり、地域の皆さんにお米や野菜を提供して頂いたお陰での今日の日です。伊藤監督のもと必勝を祈ります。http://www.obc-takashima.net
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by hi-kaito | 2008-06-20 09:55

ハーモニー・アイランド高島

 6月15日(社)高島青年会議所発足40周年の記念式典に出席しました。一貫して「高島は一つ」を合言葉に、若者達が時代に先駆け、」地域に根ざした事業を展開してこられたことが映像で紹介されていきました。講師の若きセルジオ越後氏の写真に、いつも若者が時代を先取りしてきたのだと感心しました。

 また、約10年前に掲げられた高島ハーモニーアイランド構想は、環境首都、心友ネットワーク、メルヘンチックワールドを謳われています。今年、洞爺湖サミットを前に環境政策の重要性がクローズアップされ、生誕400年祭で藤樹先生が心友と共に聖人への道を求められた姿に私達は導かれており、今や県観光特区を受け、恋人の聖地百選にも選ばれ、小学館児童出版文化賞の舞台ともなり修学旅行が増えてきた現在の高島を見事に見通されています。
 
 今日は、「新・高島人宣言 ~愛と誠がみらいを照らす~」を発表され、「高島の心は一つ」に向かっていくと述べられました。駅伝でも今走っているランナーがあってこそ。現役メンバーに心からエールを贈り、井戸を掘った先輩諸氏、40年の歴史(とりもなおさず高島の歴史)を織り成してこられたメンバーの皆さんに敬意と感謝を捧げます。
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by hi-kaito | 2008-06-20 09:14

我は湖の子

 琵琶湖周航の歌が今津の地で生まれてから91年。今年の第12回琵琶湖周航の歌音楽祭合唱コンクールには遠来の参加も含め、20団体によって盛大に開催されました。素晴らしい完成されたハーモニーにうっとりすることも、若々しい不器用な歌い方に清清しいエネルギーを感じ未熟さに期待することも合唱の醍醐味でしょうか。何より運営に携わってくださった皆さんに感謝を申し上げます。

 地元の中学校の演奏時で、冒頭のソロを歌った少女が一瞬喉が詰まってしまいました。きっと本人はショックだったろうと思います。若い芽が伸びていく時には、様々なアクシデントが起こります。1人で歌ってる時なら何と言うことはないのですが、大勢の前で起こってしまったということは、きっと神様が将来何かに役立つようにと与えられた試練なのでしょう。今夜はどうしているかな、これからも何事にもめげずに挑戦してほしいなと思います。
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by hi-kaito | 2008-06-15 22:14

氣呑北濤 高島と北方領土運動

岩手・宮城の地震被災地はどうしていらっしゃるでしょうか。心からお見舞いを申し上げます。高島で行われた土日の事業でも、主催する方々は、会場の安全やお客さんの誘導をとても気にしておられ、夫々の立場で真剣に受け止めておられることを実感しました。

 土曜日の午後は、近藤重蔵翁の顕彰会の総会に出席しました。ご存知「大日本択捉」の標柱をエトロフ島に最上徳内らと共に建てた傑物で、晩年は幽閉され、分部候に預けられ高島で生涯を閉じたのでした。聞けば、時には座敷牢からも出て藩士や地域の人に多くの知識を伝えたようです。血縁者もないのに300年近く顕彰されているのは、近藤翁と地元の方々の凄さではないでしょうか。よって北方領土返還にも熱心で、根室市とも長い交流を重ねておられます。

 大正12年に、良子女王(後の昭和天皇皇后)が久邇宮一家とご一緒に、近藤重蔵のお墓や藤樹書院をお尋ねになった時の、小田川堤を歩いておられる写真が紹介されました。藤樹神社に奉納されている作文にも繋がる興味深い史実です。

 日曜日は、まず西万木区の菖蒲まつりにお邪魔しました。子どもからお年よりまで、みんなが楽しく過ごせる空間を作っておられます。集落で様々な役を担っておられるグループが模擬店やアトラクションを担当され、ご近所のゆったりとした信頼関係と、温かさが満ちた雰囲気が巣晴らしと感じました。秋葉原の事件などを思うとき、素の自分でいられる場、心の帰る所を持てることは大事なんだろうなと思いました。
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by hi-kaito | 2008-06-15 21:21

地震  自震

今朝、東北で大きな地震があったとの報道です。現場の大変さを想い、被害の小さく少ないことを願うばかりです。中国四川省といい今回と言い、どうなっているのでしょうか。
 NHKニュースで刻々と被害の実態が明らかになり、重要文化的景観でお訪ねした岩手県一関市や清渓フォーラムでご一緒している宮城県大崎市の被災状況が報じられ、市長はいまどうしていらっしゃるだろう、役所は、市民はと思わずにはいられません。

 今朝の新聞で、先日の「なまず」さんらが呼びかけられたサバイバル・ウォークの記事を読んだところです。仕事(出)先から自宅に帰ることを考え、多くの方と堅田や近江舞子、近江高島から歩いて帰る事業を企画・実践してくださったのです。災害弱者を守る備えや、家屋の耐震補強や家具の固定なども含め、寝ているみんなの心を起こす呼びかけに、きちんと心を向けることができれば、被害も小さくできるに違いありません。

 去る6月5日、梅雨の大雨や突然の地震、風水害に備え、災害時応援協定を結んでいる市建設業協会の役員さんと会議を持ちました。イザというときの応援と、地元の知識と経験を活かした事前の備えについてお願いをし、行政側の依頼内容の明確化などの課題も指摘頂きました。見えないところで、備えてくださっている働きに改めて感謝を申し上げます。

 災害は殆どが想定の枠外で起こります。市の備え、集落の備え、ご近所の備え、ご家庭の備え、個人の備えを夫々の立場で確認いたしましょう。また地域に昔から伝わる山や川の伝承は、重要な防災・減災情報です。これもこの機会に伝え・聞くことをお願いします。
この土・日で防災・減災について、知行合一しませんか。
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by hi-kaito | 2008-06-14 10:41

桑いちご 知ってますか

 夕方、自転車で琵琶湖岸へ行くと、桑の木には、熟した実が沢山ついていました。唇を紫色にして食べた少年時代を思い出し、食べてみました。40年前の甘い感覚と違うのは、私の味覚の変化か、実自体の糖度が低いのかは分かりませんが、少し内なる自然が回復した気がしました。(そういえば、アドベリーの小粒のような)

 やや過密なスケジュールの2週間でしたが、学びや出会いの多い内容でした。全国市長会を軸に色々な会議が組まれ、自主的な勉強会は前向きなメンバーばかりですので、私も自ずと気合を入れての参加となります。青年市長会なども50歳未満で就任が第一原則ですので、30歳台、40歳台前半の個性的且つ積極的な眼差しに大いに啓発されます。

 外務大臣主催のパーティーでは、在日大使館の大使が多数参加され、国際親善を自治体が担っていく時代になっていくことを実感しました。合併前はあまり視野に入っていなかったのが正直なところですが、エネルギーも食料も外国に依存をし、これからの観光立国や労働力問題も外国との関係を緊密にしていく方向は強まるに違いありません。ルワンダ大使と再会し、高島を案内したときのお礼を丁寧に言っていただきました。

 土曜日は、朝5時から滋賀県市長会で京都青果市場を見学し、午後は、琵琶湖若狭湾快速鉄道の集会に出ました。21世紀をどうデザインするかは大切なテーマです。環境の時代、アジアの時代を見据えて高島の30年後を描いてみようではありませんか。

 今津中学校、安曇川中学校の体育祭。溢れる躍動感や生徒の表情に元気をもらいました。すばらしい体育祭おめでとうございます。ホタルが飛び交い始めましたね。
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by hi-kaito | 2008-06-08 19:43

基礎自治体の責務

 6月4日、全国市長会が開催されました。今年は、環境政策への関心が高まっていることと、分権委員会の動きが現実味を帯びて報告され、これからの基礎的自治体の責務の大きさ重要さが全面に出てきたことが特徴的であったと思います。

 増田総務大臣の挨拶に「今後、知事会でなく、この市長会が中心となって地方自治6団体を動かしていくことが、この国の形であると考える」と述べられ、生活を直接支え、密着している基礎的自治体に自治の重要部分が移行していくことが妥当であると正面から宣言されたものと受け取りました。会場に集った市長約800人に緊張感が走ったと感じました。

 分権計画委員会の委員に市長会から出ていただいている多久市長は、「権限委譲でも、少し問題があっても受けていかないと前に進まない」と既得権や課題のある組織を解体していくために大きなうねりを起こしていくことへの認識を喚起するものでした。

 高齢者が多く、若者が減少していくという現実を見据え、戦後の制度を見直す時期にきています。地方の力で身近な自治を担っていくことをしないと、大きな仕組みの維持に膨大な費用がかかり、国民の福祉がとても遠回りになっている現実が改善できません。未来を犠牲にしていく方法からも脱却していくことが喫緊の課題であり、環境・エネルギー・食料問題は、洞爺湖サミットを機に地方自治体にとっても現実的な課題になると感じました。
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by hi-kaito | 2008-06-08 13:56

里山の力

 5月28日は鳥海山の麓、山形県遊佐町で環境自治体会議が開催されました。「変わらなくていいものがある」と副題がついた今回は、普通の生き物達や身の回りに繋がっている仕組みの大切さを見つめようとする思いが現れ、リサイクルなどの後始末政策より、本来の自然の仕組みやそれを守る人の働きかけの再生への想いが際立っていたと感じました。

 洞爺湖サミットに向け、G8環境大臣会合でも「里山イニシアティブ」と題したメッセージが発信されていますが、生物の多様性というと遠いところの理屈のようで、自分との間合いが実感できませんが、今までもいた身近な生き物がどうなっているかを知り、それがそうなる仕組みを見抜き、今どうするといいのかを洞察・実行する感性が必要であると基調講演の秋道先生は強調されました。

 29日は、「せんたく」の会議に出席し、地方自治側からの自治体も国や外郭団体もブラックボックスを無くそうとの提言に、国会議員連盟が次回の会合で賛同の回答や提案をされる確認がありました。地方分権の根本的な仕組みの部分に建設的議論が交わされることの意義と可能性を感じました。高島のことも国の仕組みを変えなければ改善できないことがあると実感しました。

 6月も1日ですね。今朝、自宅の玄関のツバメの巣の下にアーモンドチョコ位の小さな卵の殻が落ちていて新しい命の誕生を知りました。巣を覗くと産毛の雛が動いています。
 なんと今日の里山ジャンボリーは、今森光彦さんと河合雅雄さんの対談「里山という未来」が予定されています。今から保坂、角川地区へ土砂災害の避難訓練に向かいます。
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by hi-kaito | 2008-06-01 10:50