<   2008年 02月 ( 9 )   > この月の画像一覧

20年度予算提案

 26日、市議会定例議会が始まりました。平成20年度予算は、一般会計241億3千万円で前年対比4千万円の微減ですが、内容は昨年より税収や交付税が増し、基金の取り崩しや借り入れの額が縮小していますので、健康診断をすれば一歩健全化が進んだと思います。(公会計制度に課題があり、指標は下がるものがでる)
 投資的経費も昨年比では1億余回復し、公債費としては借金を元利43億円償還する計画です。しかし義務的経費が49%と高く、自己財源は34%ですので緊張感の持続が必要です。

 新年度予算の特徴は、藤樹先生の400年記念事業に関連する展開が見込まれていることや、教育振興に力を注ぐ姿勢を打ち出したこと、高齢者が元気で暮らしやすい地域であるように元気講座や認知症サポーターの養成講座などが計画され、限界集落などを水源の里振興で応援していくことなどが盛り込まれています。
 農林漁業は環境を守る最も有効な働きかけですので、高島らしい関係者と力を合わせた取り組みになるよう準備しており、商工観光業は、地域と経済の活力を生む原動力ですので、一層のオール高島の取り組みで新たな局面を拓き振興・支援を考えてます。

 これから具体的な議論が始まります。所信表明75分、議案提案説明も60分ちかくかかるほどの市民生活に密着した課題ばかりです。市民の代表である議会議員の皆さんの意見に耳を傾け、また提案者としての思いや状況をなるべく丁寧に伝え、慎重に審議していただけるように努めます。
[PR]
by hi-kaito | 2008-02-29 18:13

雪をとかす力

 ザゼンソウは、雪の下でも体温?20度を保つことができるそうです。23日の午後は、ザゼンソウ群生地の四季を通した移ろいと、この発熱植物の仕組みを探るシンポジウムが持たれ、今津東コミセンは100人を越える参加者で埋まりました。全国的にもザゼンソウを題材にシンポジウムをするような熱心な地域は他にないと講師のお言葉もあり、観察・研究を続けておられる松見先生を始めとする同士の皆さんの熱心さとお人柄のお陰と実感しました。ザゼンソウの利活用とともに地域の皆さんの温かな和が広がることを念願いたします。

 この同時刻に、教育者・書道家として人生を貫かれた竹脇曇卿先生を偲ぶ集いが開催され、125人もの方々が氏の功績を讃え、遺徳に感謝されました。高島市からは、文化芸術功労表彰を贈呈し、寂しいけれどおめでたい会となりました。雄々しく温かく屈託無く、竹脇先生は書を通して多くの人を励まし、導かれたのでした。
 値打ちのある人生の一つの姿を教えて頂いているようで、「窮を楽しむ」と書かれた作品が、藤樹先生にも重なり、最も藤樹先生の言葉を書いて書いて書き込まれた足跡は、「仁寿」という印の如く、仁者は寿(いのち長し)そのものでした。曇卿DNAはこれからも多くのお弟子さんのなかで芽吹いていくことでしょう。先生、有り難うございました。

 24日(日)の積雪期遭難救助訓練にご参加頂いた皆さんにも心から感謝を申し上げます。遭難しそうな天気の中、実践のための救助訓練を拝見し、生半可な気持ちではアウトドアズの受け皿にはなれないことも痛感しました。自然を甘く見ないよう備えや啓発に努めます。
[PR]
by hi-kaito | 2008-02-29 17:34

景観がデザインするもの

 23日(土)には、早朝から市民・中体連・県民スキー大会が今津町の箱館山で開催されました。アルペン、ノルディックともに爽やかな緊張感のなかジュニア選手の凛々しさが印象にのこりました。役員さんのご配慮で、1本目の滑走で失格しても2本目の最後に滑走できるなど、試合の機会が減るなかでポールセットしたコースを滑る経験をつめるように教育的配慮があり、有難く思いました。もっと一般選手の参加が増えるよう機運を盛り上げたいです。

 マキノの海津を舞台に「海津・西浜・知内の水辺景観」が国の重要文化的景観に選定されることを見込み、地域の方々を中心に景観を守り豊かに暮らしていく未来を話しあい、外部の人の眼差しや評価に触れる機会が持たれました。漁協倉庫も1日ギャラリーとなり懐かしく温かい作品が展示され、この地の価値を一層引き立てていました。また、東小学校の子ども達と精華大学の関係者で作られた今昔写真カルタは圧巻で、沖田区から参加してくださった地域の絵図ふるさとの深みを表現する双璧をなす手法だと思いました。

 「当たり前とか普通に感じている景観とは、違和感がない、不調和がないということで大変素晴らしいことである。更にそれが連続していることは極めて貴いこと」にとても納得しました。
 「良好な景観は、現在及び将来における国民共通の資産であり、地域の自然、歴史、文化等と人々の生活、経済活動との調和によって成り立つもの」と景観法に位置づけられています。今の豊かさ、美しさを未来にも繋いでいこうとされた地域の皆さんに心から敬意を表します。「景観が人を創る」は一理も二理もありそうです。
[PR]
by hi-kaito | 2008-02-25 12:31

水プロ発表会

 本日、高島市立マキノ西小学校で「水に賢い子」を育てる通称「水プロ」の成果発表会があり、参観しました。12人の3年生が水をテーマに1年間色々な体験や研究・勉強をしてきたことを約2分30秒づつ個々に発表したのですが、どの子もしっかりと自分の体験を整理し自分の感覚を表現するのでもうびっくりでした。

 B&G財団の総合的な支援のもと、ホタルやビワマス、水質の調査、ボートやカヌーの(転覆も含む)体験、着衣泳や水の事故を無くす体験も盛り込まれ、正に地域の環境と教材をフルに活かした総合学習というのがもっともふさわしいと思える内容でもありました。ホタルも昼の研究だけでなく幾晩もウォッチしていたり、高齢者に昔のことも聞いたりしていましたし、ゲンジ・ヘイケボタルの生息環境の違いなど勉強したことと、観察・体験したことが体に学びとしてそなわったんだと実感しました。
 ビワマスの採卵体験では「プニュプニュしていて、思ったより力が要った」。知内川を上流から4箇所季節を変えて水質検査をした女の子は「鮎の産卵後の死骸が目に付いたのでBODが高かったのだと思う」「科学者みたいで楽しかった」などと体験ならではの言葉がほとばしっていました。

 更にもっとも楽しかった思い出にバナナボートで転覆したことや、カヌーの水上を滑るように進む経験が語られました。ライフジャケットの効果と安全への備えや心構えも見事に自分のものにしていました。最初の頃は水というキーワードに連想できるものが2つだった子が、49もの生き物や覚えている感覚を書いていました。体験が子どもを育てることえを目の当たりにし、先生方の陰の努力や、保護者各位の協力が一層貴く思えます。ご支援くださった皆様有り難うございました。
[PR]
by hi-kaito | 2008-02-22 14:09

雪の力 人の力

 先週末は、連続の降雪で国道161号線や303号線、367号線において雪の備えの無いトレーラが横になり通行止めになったり、事故や除雪による通行規制で長時間通行制限がかかるなど生活にも経済にも大きな影響がでました。通過車両を見ていると久留米ナンバーなど九州からの大型車が多いのにも驚きました。雪が降ってもすれ違いができる健全な道路改良が待ち遠しいです。田舎に道路は要らないという人に、こういう国道の現状をきちんと見てほしいです。

 白谷から在原へ行く県道では雪崩がおこり、日曜日の夕方まで集落が孤立状態となりましたが、支所長と区長さんが連絡も取り合ってくださるなか、県の排雪作業のお陰で回復しました。月曜日に現地に参りましたが、180センチを越える雪は、除雪でも持っていくところが難しく、技術が必要です。また、背丈ほどある屋根雪を下ろす77歳の男性と先日凍てた道でこけて腕を痛めたと下から見守る奥さんと言葉を交わし、大変さを背負って帰ってきました。

 雪が降ると、集落で要支援者宅の雪除けをしてくださる地域も多くあります。雪が連帯を強めている側面もありますが、高齢者にとって毎年つらさは増していきます。限界集落や水源の郷に新たな活力をなんとしてでも入れて行きたいと改めて思いました。今津や朽木の山間部へも回りました。寝ているうちから除雪に当たってくださる建設業協会の皆さんにも本当に感謝です。今回は、在原と針畑が共に180センチ程でした。雪下ろしに関する高齢者等世帯の助成制度を発動いたしました。何とか乗り切って春を迎えましょう。自治会長さん、この雪で大変ご苦労頂いた皆さん有難うございました。
[PR]
by hi-kaito | 2008-02-19 20:14

聖 4年目初日

2月14日は、若者から年齢に関係なく、世の心若き人々がチョコに一喜一憂する日になっています。聖バレンタインさんは存じ上げませんが、これも何らかの励みになるといいですね。

 さて、私にとっては、今日は3年前に高島市長に就任した大切な日であり、意気新たにして4年目をスタートする日です。皆さんのご理解とお力添えで、今日を迎えることができました。合併後の内部の整理・改革だけでなく、外部の要因による財源不足等を乗り越えてくることができましたのも、高島市民・職員にあまねく存在する「郷土高島を愛する心」、協力できる力の働きであると思います。

 これまでの延長線上で物事を考えることはできない時代に突入しました。人口減少、少子高齢化、温暖化、食料・エネルギー不足問題、補助金・交付税等の削減などは、誰もが避けて通れない現実的課題です。しかし、これからの時代こそ高島が光る局面が到来すると思います。
 
 一寸先は光と信じて暮らしていけるように、FEC(フード、エネルギー、ケア:子育てや高齢者・障害者福祉)の自立度を上げる政策を真正面から耕して行くとともに、若者の選ぶ地域になっていくことも大切です。また、それらを支える地域経済の元気が増してくるように、立ち上がる意気を市民の皆さんと共有増幅させていきたいと思います。

 この職責に用いていただいたことに感謝して働きます。よろしくお願い申し上げます。
 
 
[PR]
by hi-kaito | 2008-02-14 14:28

鴨なべ物語

今朝の雪はとても淡い軽い雪で、さだまさしさんの「案山子」にヒントを得ると、綿菓子の舞い降りたような雪です。エコツーリズム大会のことで話し合いをしていたら、2月5・6日を二ゴロブナの日、2月7日をフナの日にいいねという話と、農水省の全国郷土料理百選に滋賀県からは鴨なべとフナ寿司が選ばれたという話が重なって、この時期はA級グルメが揃っているなぁと話が盛り上がっていきました。
 
 先日、高島市内の老舗で寒もろこと鴨なべを食べました。もろこの美味さは以前に書きましたが、今回は、私の鴨なべ苦手意識を覆した、「鴨なべ」感動物語です。まず、土鍋の底1cmくらいにお湯(出汁?酒?)をぐつぐつ煮えたぎらせ、そこへ土鍋一杯のねぎ(雪ノ下の葱は格別)、天然の鴨(色からして違う)、砂糖、醤油を入れて蓋をし、我慢の一時。満を持して蓋を取ると湯気の下は「!!!」で、一同ウォー”との声。一つ一つの素材が地元産で安心で美味いのは勿論ですが、素朴でありながら感動的「鴨なべ」に出会ったのでした。雪景色も出しゃばり過ぎず、「ここにしかない特別」を堪能しました。ご馳走様でした。

 フナ寿司、麹漬け、地酒、醤油、酢、など発酵文化の豊かさが浮き彫りになります。昨年末、地元の卵、お米、水、醤油を組み合わせ「究極の卵かけご飯セット」で販売したら、鶏の産むペース以上に注文があり、年越しでお送りしました。高島の本物、安心の美味い物が喜ばれることも実感しました。学校給食も地元産率のアップに取り組んでおり、食材の履歴には一層心いたします。
[PR]
by hi-kaito | 2008-02-08 12:27

鬼は外・福は内 冬から春へいとをかし

節分は如何お過ごしになりましたか。今日は、午後から夜にかけてスケジュールでしたので、お昼にあわせて鰯を焼き、恵方を含む四方八方に向いて巻き寿司をかぶって出かけました。
 折角の日曜ですので、子ども達と七輪に炭をおこし、煙をもくもく立てて一緒に焼きました。ほんの1時間足らずでしたが楽しい時間でした。急ごしらえの火吹き竹を使ったり、団扇の使い方を伝授したり。小6・小3・保育園年長の3人トリオは自分達で火を使って魚を焼きました。

 全国一斉テストで優秀だった福井県で、一際優秀だった小浜市関係者は、理由の筆頭に食育をあげられたとか。体験が人を創ると、第1回の環の郷フォーラムでありましたが、自分でする直接体験の「できる、できた」の積み重ねが大事なんですね。煙を立てて焼ける高島は、それだけでも豊か?

 夕方には、冬柴国土交通大臣に面談する機会を頂きましたので、県内の市長さんらと地域課題の解決について要望を致しました。特に舞鶴自動車道敦賀線の上中インターチェンジと今津を結ぶ国道303号線の整備や敦賀港と高島・京阪神を結ぶ国道161号線の県境地域の整備についても提案し、無駄な道路ではなくアジアの時代に必要不可欠なルートであると訴えました。

 先ほど夜回りから帰ってきました。だいぶ冷えが強まってきた感じです。でも琵琶湖の上層部が冷えないと大循環ができないそうですので、これも受容するしかありません。ここにも楽しみを見つけることが大事ですね。明日は立春。春と予算編成に向かいます。
[PR]
by hi-kaito | 2008-02-03 22:32

祝 高島高校 春高バレー出場決定

 30日の水曜日、朝一番に、沖田区の語り部会の皆さんが滋賀県内の市民活動の集いで41団体のエントリーのなかから大賞に輝いたと報告に来てくださいました。条里制の残る、田園の集落で、地域に伝えられてきた沢山の行事や習慣などを1年がかりで語り合い、それを1年がかりで屏風絵の下書きにし、それを仕上げながら地域の記憶を物語にして紹介したり、田神さんの行事を集落で営んだりと丁寧に耕してこられたのです。その地道な活動に光があたり一緒に大喜びをしたところです。

 本日夕刻、飛び切りの朗報が飛び込んできました。本日の高校男子バレーボール滋賀県大会の決勝戦で、地元の県立高島高校が(セットカウント3対0)見事優勝されたとの知らせです。不断の努力が報われたことを、心からお祝い申し上げます。春休みの全国大会に向けて更なる精進を重ねられ、思う存分活躍されんことを祈念致します。おめでとうございます。そしてありがとうございます。

 もう明日は節分。未来へ向かって進んでいます。先日、新エネルギービジョンの策定会議と続いての講演会に出席しました。石油が生産ピークを過ぎてエネルギーも食料も枯渇や減産していくことが確実視されるとのこと。新エネルギーの実用化や見込まれる技術進歩では到底克服できないので、低エネルギー社会を創る努力が必要・不可欠だと拝聴しました。サバイバル時代は地域資源と人間力。減反田の半分で菜種を作れば、トラクターもコンバインも全て動かせる?。

 この頼もしい若者達や無垢な子ども達に、豊かな知恵と美しい郷土をしっかり繋ぎましょう。大人も気張らんと。
[PR]
by hi-kaito | 2008-02-02 22:34