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ありがとう 2007

 今年一年、有難うございました。お陰さまで大晦日を迎えています。今日は、執務室の整理に半日篭りました。合併から3年目の今年は、市になってから始まった動きが形になって見え出したように思います。仕事納めの28日は、職員研修というかたちをとって、一緒に3年間を振り返り、何を為してきたのかを辿りました。財政再建のなかで、職員が責任感と気概をもって果敢に高島市らしい自治に挑戦をしてきてくれた成果が総務大臣表彰に結びつきました。労いの言葉が十分に語れませんでしたが、みんなの踏ん張りと努力に感謝しています。

 病院に関する市民の皆さんの声もすこしづつ良くなっているように感じます。口調も温かく励ましを込めて助言くださる方も増えてきました。気持ちのベクトルが揃ってくると、自ずとパワーアップすることを実感します。内部の信頼関係に比例して患者サービスも高まると聞きましたが、今スタッフもすこしづつ充実の方向に動き出してきたようですので、現場が意気に感じて働けるよう一層努めたいです。

 さて、わが高島市剣道連盟は今年も23時からの「年越し稽古」で新年を迎えます。子どもから長老まで毎年50人を越える剣士(帰省者含む)が集まるのです。天気予報では、今夜の年越しはマイナス4度との予測。マキノ、箱館山、朽木、国境の4スキー場だけは、お正月にスキーができるうように雪を沢山降らせてほしいのですが、生活空間はほどほどでお願いしたいです。やるだけやった平成19年。潔く感謝で送り、まっさらな年を迎えましょう。
ありがとうございました。
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by hi-kaito | 2007-12-31 20:39

あったか大作戦へ

 21日に議会が終わり、一週間が矢のように過ぎました。年末は支払いなどの徹底や、除雪の配備なども年末年始にかけて一層の注意が大切で、事故・災害のない平穏なお正月を迎えたいものです。合併から3年を締めくくる12月定例議会も、2案件の継続審議を決め、灯油急騰の対策を決議し閉会致しました。

 25日には、国の応援なども見込みつつ、緊急灯油助成を実行することとし、上昇額21円、独居世帯等の概ねの灯油使用量月60リットルの4か月分で約5千円になることから、灯油500円助成券を10枚、要支援世帯1200世帯に配布することを決定しました。寒くなった頃から福祉部が検討してきたので即応できました。今後1バレル100ドル時代に入っていくことが予想され、まだ上がり鼻であるようですので、助け合い乗り切る地域になれるよう工夫をしていきたいです。

 この期に環境政策からは、省エネのチャンスと捕え、全ての家庭ででき、月5千円を生み出す工夫を紹介するチラシを準備をしています。お風呂の窓の外に、プチプチのビニールを張るなどは、我が家でも実行しましたが、お風呂が暖かく快適になりました。ペットボトルの緊急湯たんぽ(取り扱い注意・自己責任で)も本当に寒い日はお役立ちアイテムです。ホーム炬燵の下に銀マットを敷くことや温かい下着も効果絶大で、工夫が活きるとやる気も出て、寒さに立ち向かう意欲に置き換えられます。

 全国の64大学が参加したエココン2007(エコ活動コンテスト)の審査員にしていただき、若者たちが善良な動機で地域や未来を良くしようと取り組んでいることや、農に親しみ、限界集落で継続的に汗を流し、祭りを支え、蛍を呼び戻す活動などをしていることに触れ、感動しました。
 この冬は、どうしたら身も心も、地域の暮らしも温かくなるかを工夫してみましょう。
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by hi-kaito | 2007-12-27 22:32

介護保険サービスのツボ

 26日、福祉自治体ユニットの研修会に参加しました。今年の講師は、大森彌先生、池田省三先生です。江利川厚生労働事務次官はじめ介護保険立ち上げ時の猛者も多く駆けつけてくださいました。

 改めて、2005改正以後の介護保険制度を検証する「介護保険の現在」では、制度は立派だがサービスが未成熟ということになりました。国民所得に対する介護給付費はスウェーデンに次いで2番目で世界のトップクラス。(年金は世界一)であり、サービス利用に対する支給限度額の設定もや先進国に比べ格段に高く設定されており、平均利用額も高い。また、現物支給と1/2相当分の現金給付を選べるドイツや、部分給付のヨーロッパ、韓国(個人負担分を払えなくなると生活保護制度の対象)などより手厚いことが紹介されました。

 要支援、要介護Ⅰの方の利用が減ったことやⅡまでの方の多くは周りがしっかり支えれば何とか生活できることが読み取れ、認知症については周辺の理解とサービスが急務であることがより顕在化し、認知症サポーター養成講座の意義がよく理解できました。介護保険は自立を助ける制度であり、社会福祉から社会保険制度に変わったことは、サービスを選択して利用することの意義をもっともっと理解し、良いサービス提供と利用のサポートが責務と理解しました。

 また、同居世帯の高齢者は精神的に圧迫を受けていることが多いことや、中高年のパラサイト・シングルが親を虐待するケースが顕著であること。要介護Ⅲ以上で一品サービスのケアマネは?!であること。福祉で有名な町は寝たきりが多く、健康・保健行政で有名な町は元気老人が多いことなどが紹介され、改めて高島の実態を掌握し温かい地域になるよう努めます。
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by hi-kaito | 2007-12-27 21:55

防災・暮らしを守る視点

  15日の午後には、ピアザ淡海で「減災シンポジウム」のパネラーで出席し、前鳥取県知事の片山善博さんの基調講演を市の総務部長並びに総合防災課の5名と一緒に話を聞けたことがナイスでした。さて、片山さんのお話から、市民を守るのは当然ですが、その市民の拠って立つ地域の暮らしが続く様にすることが如何に大事かを痛感しました。

 鳥取の場合は、集落で以前の暮らしが続けられるように1世帯300万円の住宅復旧予算を交付されたのですが、仮設住宅を建設するより早く、安く、被災者をもっとも励ます政策であったことが理解できました。防災は土木事業という短絡的な発想でなく、如何に暮らしを守るかがツボであると力説されました。

 災害時は、判断できる立場の者が現場に行くことが必須で、ボトムアップで情報は集まらず機能不全になる。防災の専門職員を置き、しっかり考えて備えることが大事で、国や県に出すための防災計画などは発災時には役に立たない。マスコミ公開で対策会議がもたれた結果、報道の精度がよくいらぬ消耗がなかったなどとても参考になりました。

また、被災者支援のプロ、コラボねっとの石井さんから、高島は社会福祉協議会が素晴らしいので、安城市の取り組みを参考になさってはとアドバイス頂きました。
 イザという時の備えは経験者の体験が如何に現実的かを痛感するとともに、防災は、コミュニティーの力が一番の頼りであることを再確認した会でした。
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by hi-kaito | 2007-12-18 18:13

成安造形大と連携協定

15日の土曜日には、成安造形大学と地域連携協定を結びました。調印式は木村至宏学長はじめ大学関係者に加え、多数の学生さんも見守るなかで行われました。石丸先生の記念講演もあり藤の樹ホールは机席で満席状態。地元にあるものだけで活けたと見事な生花が彩を添え、高島の良さを光らせていくのに良きパートナーが加わって頂けたとの思いを強くしました。

 高島市の市章選考委員長から朽木の地域自治組織提案の朽木の杉材を使ったゴミ箱のデザインなどまで、幾つも協力の実績があり、これからが楽しみです。「あら、素敵なまちね、高島に入ったのね」などと云われるようになりたいですね。

 今後、大学生の皆さんとも色々な事業で一緒に活動することになると思います。大学の皆さん、市民の皆さんよろしくお願いします。
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by hi-kaito | 2007-12-18 18:04

議会から知事へ意見書

議会では、一般質問がはじまり、初日の今日は7議員が質問に立たれました。今日の印象は限界集落に関すること、藤樹先生生誕400年記念の事業に関すること、若狭湾快速鉄道推進に関することに複数の議員から意見が述べられました。
 また、琵琶湖の湖底探査する「淡探」などは継続して調査をすべきで、中断することでこれまでの研究が水泡に帰すので、県に強く申し入れをしてほしいとの発言もありました。(詳細は議会の記録をご参照ください)

 本日は特に議会の総意として、県の「新たな財政構造改革プログラム」に関する意見書が採択され、地方自治法第99条の規定により岸田議長から知事に対して意見書を提出されることになりました。主な意見は、以下の3点です。
1.補助金の見直しは、協議を重ね、理解のもとに実施すること。
2.市民生活に直接影響のある見直しは、県として説明責任を果たし、福祉医療費助成等は現  状を維持すること。
3.中高一貫校(安曇川・虎姫)の設置計画延期は撤回すること。

 高島市は、財政改革に役に立つと思われる提案を5項目しており、選挙開票迅速化などによる費用の削減や県専門職員の市町併任による人件費の削減、税務事務の共同処理など何れも数億円の削減が見込めるなどみんなが知恵を出せばもっと良い形で改革ができるのではないかと考えています。まだ再考の時間も余地もあると思います。
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by hi-kaito | 2007-12-13 17:55

スキーシーズン開幕!

高島時雨の季節となり雨上がりには度々虹が架かります。水辺にはコハクチョウが羽尾を休めるようになりました。今日7日は、箱館山スキー場の安全祈願祭とスキー場開きがあり出席しました。防寒具やあったか下着、貼るカイロ背中2枚、両足にも貼って万全の備えで積雪15cmの山上へ向かいました。幸いにも今日を祝福するような好天に恵まれ背中に汗をかきながらの式典でした。これから、マキノ、朽木、国境のスキー場もシーズン・インです。

 昭和37年から営業されてきた近江鉄道さんからジェイ・マウンテンズ・グループさんに経営が移るということで、地元からの出席者も安堵と緊張の表情です。聞いたところでは11時をもって経営権が移ったとの事で、丁度テープカットからバトンが渡ったのだと理解しました。
 これまでの関係者のご努力とご功績に感謝を申し上げ、意気新たにスタートされた近江マウンテン・リゾートによる経営がお客様に愛され大きく発展していかれることを念願いたします。グリーンシーズンの活用も計画されるとの事ですので、地元の皆さんと共に盛り上げていきたいですね。マウンテンバイク大会も例年どおり実施されるそうです。

 12月4日に定例議会が始まって、背骨のある日程に変わったような気がします。自ずと身も心も引きしまりメタボにも効くにちがいありません。今定例会に提案しているのは、議決案件32件、条例案件9件、予算案件10件、諸般報案件4件の55件で、会期中に人事院勧告の実施に伴う追加提案予定は条例案件1件、予算案件7件で合わせて63件です。また、一般質問は20議員から通告を受けています。師走、氣張りましょう。
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by hi-kaito | 2007-12-07 19:26

今こそ対話を

 さて、先般発表された県の財政改革プランに困惑しています。県が提案し市町と1/2づつで実施してきた政策までも、一方的に1/2補助を1/3に引き下げるなど、机上で削るのは簡単ですが、県の負担分だった1/6相当額を誰に負担させようというのでしょう。いきなりの市民・県民負担増は納得を得られるとは思えません。対等協力の関係ではなかったのですか。
 市町は県以上に行財政改革に取り組んでおり、県のように税収や人口増などの好条件がない自治体は、もっとぎりぎりの努力を続けています。きちんとした説明をし、市民・県民や市町の声を受けて再考するプロセスが必要で、無ければ専制政治になってしまうと思います。

 また、虎姫高校・安曇川高校の中高一貫校の先送りは、またしても湖北・湖西を後回しした上、切り捨てる行為です。教育関係者の梯子を外すだけでなく、子ども達と保護者の気持ちを弄ぶ行為です。下水道処理費も同じ県民でありながら2倍近いことは納得がいかないとずっと訴えていますが、更なる格差づくり政策は納得するわけにはいきません。

 県庁の都合?から、県民本位の政策が必要です。なぜこうなったのかをきちんと説明し、これからの「対話」によって納得のいく結論に至ることが必要です。
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by hi-kaito | 2007-12-07 18:49

藤樹賞の力

 今帰りの新幹線の中です。地雷の研修会で発表を終え、東京駅丸の内側の日本工業倶楽部会館に移動しました。高島藤樹会から第2回藤樹賞を受けられた致知出版社さんが、藤樹賞受賞を慶ばれ記念講演会を開催されたのです。記念講演は、中江彰前藤樹記念館長、伊與田覚先生、そして藤尾秀昭致知出版社々長がなさり200人にのぼる出席者の皆さんと、人間として心を磨き徳を養う大事さを再確認し、一を貫く人物の覇気を背筋が伸びるような爽快感と共に感じ取ったのでした。

 贈り物も愛情も受けとる人の心によってその値打ちが違います。この講演会で藤樹賞をどんな気持ちで受け取ってくださったかが伝わってきました。人間学を追い求め、苦難を乗り越えて足掛け30年になろうとする今日まで「土手の桜でなく、深山の桜にならん」と只管に出版を続けてこられ、さらにこの受賞を励みに目標の10万部を目指し頑張っていくとの決意も込めて催されたのです。

 藤樹先生を敬愛された森信三先生や安岡正篤先生にも詳しく、私達の想像を遥かに越えて藤樹先生の名を頂いた賞に感激してくださっているのです。参加者の皆さんも藤樹先生生誕400年の事業に大変関心を持ってくださったようです。懇親会では36人の方が一度訪ねたいと声をかけてくださり名刺を頂きました。地元も400年を期に藤樹先生に近づいていきたいですね。藤尾社長さんが、「これは400年記念事業の前哨戦ですよ」と激励してくださいました。
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by hi-kaito | 2007-12-01 20:40

水源の里協議会発足

 30日は、限界集落を抱える146市町村が集い「水源の里協議会」を設立しました。これは、限界集落という言葉はどこかの気の毒な地域という感じが拭えないし他人事という距離を感じるので転換し、自分に繋がる水源の里を一緒に保全していこうという国民世論を創っていく働きかけです。来年度予算に水源の里の自立への取り組みを支援する制度創設を見込んでおり、四方会長(綾部市長)の計らいで谷垣官房長官はじめ与党の重鎮が出席し応援を約束?されました。地域の奮起と具体的な政策に応援が用意されていく流れが出来そうです。また、廃棄物の不法投棄の予防やCO2の国内排出権取引などの概念が持ち込めないか一緒に研究していきたいです。

 12月1日の午前中は、東京財団の研修で早稲田大学の公共政策とポートランド州立大学で半年研修させていただいた高島市職員の成果発表を聞きました。プロジェクト・マネージメントの手法にのせて政策を練り上げてきた事例はとても興味深いもので、他の研修生の報告も一緒に聞けたことは収穫でした。

午後は、外務省と難民を助ける会共催の対人地雷廃絶条約署名10周年の研修会で地雷廃棄を受け入れた地域の取り組み報告をいたしました。長野県の三本柳小学校の先生ともご一緒し、高島市は子ども達にとって地雷学習の灯台のような役割を担っていることを実感しました。90歳を越えられた相馬雪香先生に再びお会いできました。かつて政府が動かなかったので自ら難民救済に立ち上がられた女性であり、教科書で習った憲政の父尾崎行雄翁のお嬢さんです。先の見えない地雷関係の事業の折、「一人で出来そうにないことだから、一人が始めなければならない。・・・・」という相馬先生の言葉にどれだけ励まされ、勇気付けられたことでしょうか。
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by hi-kaito | 2007-12-01 20:11