<   2006年 03月 ( 13 )   > この月の画像一覧

感謝の日 

 思わぬ寒波のなか、平成17年度の最終日です。合併から1年と3ヶ月ですね。昨日、140余の議案を議了し、3月定例議会も閉会しました。議員定数を20人とする報道が大きいですが、本気で財政再建に着手し、人件費の引き下げや市民の皆さんにも負担をお願いしていく方向に舵を切った議会でした。明日から新たなチャレンジです。

 本日、龍谷大学 地域人材・公共政策開発システム・オープン・リサーチ・センター並びにマキノまちづくりネットワークセンターと高島市の3者で市民共同事業の推進に関する協定を結びました。まちづくりは「行政だけが担っていては、市民の満足は得られない」との話もでました。分権・合併・財政改革のなかで、公共サービスのあり方や、地域課題をどう解決していくかを一緒に考えて行きます。地域活性化センターから助成を受けます。

 海津大崎の桜の時期(4/15・16)にパークアンドライドを導入することにし、準備に当たっています。「海津・大崎さくらまん」の試食をさせて頂きました。マキノ地域自治組織で取り組まれてきた成果です。アイデアが形になったことが素晴らしい。きっと桜も応えてくれるでしょう。

 先ほど、職員有志のフルートによる琵琶湖周航の歌が流れるなか、退職される方々を見送りました。どなたもいい顔をされており、合併前後から今日までご苦労頂いた方ばかりです。また、嘱託職員として、臨時職員としてご苦労頂いた多くの方々も、お別れとなりました。皆さんお世話になりました。有難うございました。

 
   




 
[PR]
by hi-kaito | 2006-03-31 18:58

BSEの影響がここまで

 先日、「火火」を見て、骨髄バンクに登録することを約束し、献血の時に骨髄バンクの登録に関する血液検査をしてもらおうと手続きに入ったら、何と私は、献血のできない要件に当てはまっていることが分かりびっくりしました。今、日本では、10年以上前に、イギリスに1日以上滞在したことがある人は、献血できないのです。

 約15年前に、滋賀県の男女共同参画調査団の一員で、ロンドンに3日間ほど滞在したことがあります。その時にBSEにかかった牛肉を食べた恐れがあるということですが、献血できる人がきっと大幅に狭められ困っている人がある事と思います。

 目的の血液検査は、今津保健所ですることに致しました。こちらは、まだ、網がかかっていないのです。あらためて、食の安全や、地域の安全をどう考えていくか。複雑な時代になったことを思わぬところで感じました。

 今日は、朝一番に県知事を訪ね、朽木のR367の問題や、工業技術センターの問題、についてのお願いを致しました。その後、市長会、帰って今津での赤十字奉仕団の40周年、そして地場産業振興センターの理事会に出席しました。

 ((財))地場産センターの理事長を平成17年度末で辞任することを承認して頂きました。補助金の出し手と受け手が一緒では筋が通らない時代です。精華大学の里山デザインが素敵でしたし、和綿の取り組みも商品に繋がりそうです。地場産業の支援は、市長としてこれからも精一杯働きます。
[PR]
by hi-kaito | 2006-03-28 17:47

「男たちの大和」と 「火火」

 25日の土曜日、午前と午後に映画を見せていただく機会に恵まれた。午前は、高島市遺族会が主催されたチャリティー映画会。映画に先立って、レイテ島の災害に対する義捐金を日本赤十字社の高島市部長として受け取りました。

 「男たちの大和」に込められたメッセージをしっかり考えたいと思いました。敗れて目覚めたはずの戦後の日本が、今どうであるか。人によって受け止め方は違うかも知れませんが。この映画を、よくぞ作ってくださったと思います。
 棚田のシーンが高島町の畑で撮られています。一昨日農村景観応援団の先生方にご挨拶しに参りました際、お宮さんの下の小さな田んぼへ案内して下さいました。野焼き跡が残念でしたが、その場に立つことで思うことがあります。守りたいという気持から、守るために何をするか。

 午後に拝見した「火火」は、信楽焼寸越窯の神山清子さんと骨髄性白血病と戦った賢一さんを通して私たちへの問いかけです。61年前の大和とまた違う、すぐ傍で呼びかけられていたこと。清子さんが、映画で誇張されすぎていることの余波?も口にされましたが、「助け合う」ことの大切さを話されました。そして「今の時代こそ」と。

 他人事と自分事ということを思いました。いのちと引きかえに残されたメッセージは、きっと私たちのDNAに刻まれていくはず。”その時”に心がONになるか、などと考えていると知行合一なのでした。
 高島市は、骨髄バンクの登録者がとても少ないとのこと。滋賀県映画センターと神山さんのメッセージが、3日間連続6回上映、全回舞台挨拶に込められていそうです。

 日曜の午後2時からが、今回の最終上映です。是非お出かけください。
[PR]
by hi-kaito | 2006-03-26 12:12

もろこ 礼賛

 きょう、ようやく市の広報4月号の原稿を渡したのですが、議会の代表質問と一般質問が続く日程で、ちょっと推敲が足りなかったようで気がかりです。

 今回、合併の「サービスは高く、負担は低く」が続けられなくなったことをお詫びする内容が半分です。合併協議でも実際の政策調整が、志の高い話より、安いところに合わせる傾向になってしまい、途中から変えられなくなっていったことが反省されます。そのときはぎりぎりの合意であったし、精一杯努めたつもりですが、時間が経つと、色々なことが見えてきます。

 さて、その原稿の中で、「もろこ」の話を書きました。
炭火で炙るのですが、金網の目に程よく焼けた「もろこ」の頭を挿し、立てて頭を焼くのです。これがもう、絶妙に頭も柔らかくしてくれ、口の中で溶けるようになくなるのです。本当のもろこの美味しさを知りました。

 公魚(わかさぎ)に似ていますが、骨の柔らかさなど全然違いました。WBC優勝に匹敵する感動です。もう参りました。本当に美味しかったです。焼き役もまた楽しく、私は、沢山は食べていませんが。みんなが食べられる環境に絶対していきたいです。琵琶湖の宝石です。

 
[PR]
by hi-kaito | 2006-03-23 20:45

ふるさと賛歌 「さとやま劇場」

 平成15年からの取り組みの集大成として、そして高島市が誕生した記念に、さらに今津文化会館が耐震補強でリニューアルするのに伴い、「高島市民会館」としてデビューする杮落としとして「さとやま劇場」が催されました。(財)地域創造からの支援を受けています。

 玄関ロビーで、コカリナの演奏が出迎え、ほぼ一階席が埋まるほどのお客さんが見守る中、地元の和太鼓が5組、大溝祭り、七川祭り、高島音頭、江州音頭、子ども達の作文発表、群読、吹奏楽、70人の合唱団とのコラボレーションなど、200人の市民が立派な舞台で最高のパフォーマンスを繰り広げました。(暖房が入らず凍えながらのリハーサルは、大変でしたが)

 和太鼓もそれぞれに個性があり、効果的な照明がさらに引き立てたりで、合併した市の中に、こんなにも豊かな文化があることをみんなが共感し、お互いを尊いものとして認め合えたと思います。学校5日制がきっかけで始まった「わくわくどきどきアカデミー」の演劇や太鼓やコカリナや吹奏楽は、始まって4年です。

 文化も産業も、誰かがあるとき始めたもので、最初からあったものはないと思います。また、伝統とは革新の歴史ともいわれるように、絶えず魂を吹き込む熱意ある人の働きかけと、集団の精神が地域や時代を作ると思います。買う文化でなく、創る文化の醍醐味を感じました。ホールが沢山ある高島市は、多様な文化を育んでいくことができる。また、ホール外交も。

 太鼓運びをリハーサルから何度も何度も繰り返し練習し、本番を支えてくださった裏方の皆さん。演出や構成に関わってくださった皆さん。感謝と共に、今度は皆さんが舞台に立つときは支える側で応援したいです。
 市民の力で、大きな感動と共感が生み出され、高島の誇らしい1ページが記されました。
[PR]
by hi-kaito | 2006-03-21 22:32

R367シフト

 国道367号線が土砂崩れで8日から通行止めになり、県の復旧計画と市の地元対応策を説明するために17日(金)の夜、朽木村井の集会所に参りました。
 
 地元の皆さんの最大の関心は、いつ道路が通れるようになるのかという一点にありました。現場訪問は3度目でしたが、地元の皆さんの思いの強さを直接承り、改めて強い責任を実感しました。
 県事務所の建設管理部長が仮設橋の計画を説明して下さいました。3ヶ月ほどの期間を要することに、住民も商工業者さんも何とかもっと早くとの強い要望が百出し、改めて地元提案の工法も検討して頂いた上で、安全で一番早い方法を見つけるとのことで夜11時に終了しました。 

 地元の皆さんの焦る思いやご不満もそのとおりでありますし、建設管理部長はじめ県の関係者もとても気張っていただいております。一緒に力を合わせて復旧していく味方であるのに、思いが高まって荒い口調や非難の言葉になってしまったことは、少し残念でした。

 市の広報がきちんとできていなかったことが、地元の皆さんには申し訳ないことでした。そのことを詫び、その後、高齢者宅への保健師の訪問や、学校への生徒さんの通学問題、食料や灯油などの生活物資の供給の解決、病院等への交通手段の確保、役所手続きの手助けなど、担当者とともに説明をいたしました。

 消防・救急の対応につきましては、22日からマキノ分遣所を仮設橋が完成するまで休止し、9人の体制(3班)をそのまま村井の現場に配置することと致します。消防本部の英断を議会の皆さんもご理解頂き、マキノの皆さんには少しご不便をかけますが、何卒ご理解をお願いし、一番困っている地域を支えたいと思います。

 災害発生以来、村井の集会所で休日返上で交代勤務をしてくれている消防・救急隊員の皆さんに最大の敬意と感謝を申し上げます。無理は事故に繋がりますので、一日も早い復旧を願いR367シフトでよろしくお願いします。また、高島町の消防団との連携や大津市消防局との連携も確認できました。
[PR]
by hi-kaito | 2006-03-21 21:59

内発的発展ということ

 サスティナブル・デザイン委員会で3年間、持続可能な地域モデルを作ろうと地球環境基金からの資金援助も受け、立命館大学の和田武先生を会長に環境生協の藤井理事長さんらと共に取り組んでまいりました。合併がありましたので、予定通りの展開にならなかったことはあるものの、菜の花プロジェクトの意義をいっそう実感するものでした。

 3月15日(水)には、前滋賀大学学長、宮本憲一先生に「維持可能な内発的発展」というタイトルでご講演頂きました。大企業の工場誘致による地域開発は、資源・資金を外部に頼り、実りも外部に出て行き、実際は顕著な地元発展につながっていないことを経済学者として研究された成果を紹介してくださいました。これは、以前大きな反響を呼んだのだそうですが、私は知りませんでした。

 大事なことは、
1.目的が経済指標の上昇に偏ることなく、安全、健康、自然の保全、美しい町並み、福祉や文化や教育の向上、人権の確立などに総合性をもっておかれることが大事。
2.開発の方法は、地域内資源をできるだけ利用し、産業連関をつけ、社会的剰余を地域内に再投資し、福祉、文化、教育に配分する。
3.何より、地元の企業、個人、NPO、自治体が主体で、都市の人材や資金の投入は地元計画に参与すること。

 日本では、由布院や水俣、綾町そして池田町、大山町などを例に、欧米ではボローニャやヨーロッパ地方自治憲章をご紹介くださりながら、「経済学は、市場経済だけではないこと。「公共性」や「外部効果」という観点から事業や行為を評価する経済学が必要なことを穏やかに諭すような落ち着きで語ってくださいました。
 仕合わせな時間でした。有難うございました。高島の可能性と合わせて色々考えました。
[PR]
by hi-kaito | 2006-03-21 21:19

16小学校で544人が卒業

 寒い日でしたが、小学校の卒業式は、マキノ南小学校にお邪魔しました。23人の卒業生一人ひとりが卒業証書を受け取ったあと、在校生や保護者の方に向かって決意を述べたのです。どの子もしっかり堂々と自分の思いを表現しました。ほんとに驚きをもって感動いたしました。

 文集には、自分の未来への展望が書かれてあり、3年、10年、20年後?などそれぞれの子ども達の性格が映し出されているようで興味深く拝読しました。さらに、驚いたのは、先生の思いのこもったご指導の賜物だと感じましたが、どの子も字をしっかり丁寧に書いていたことです。これにも驚嘆しました。

 さらに、子ども達が、背もたれに背中を預けず、腰骨を立てて背筋を伸ばして座っている姿に日常の生活指導の結果と感心しました。しかし、封建的な感じはなく、卒業生の歌は3曲ともハーモニーも美しく、音楽性豊かに合唱されました。何と、卒業生全員が百人一首を暗記しているそうです。
 地元を調べる活動や広島への修学旅行も素晴らしい成果であったようで、教育の可能性を信じさせてくれる素晴らしい機会になりました。

 先生の袴姿にも気合(凛々しく美しい)を感じました。全人格で子どもを導いておられること、教職員の皆さんのチームワークもさぞ素晴らしいものであったであろうことを思います。校長先生はじめ皆さん一年間お疲れさんでした。市内の先生方。それぞれのポストにベストを尽くしてくださってありがとうございます。最後までよろしくお願いします。
[PR]
by hi-kaito | 2006-03-21 20:49

582人 祝 市立中学校卒業

 3月14日。市内6中学校から582人が巣立ちました。おめでとうございます。私は、朽木中学校の卒業式に出席しました。とても寒い日で、どこの卒業式も体育館で大変だったと思いますが、朽木中学校では、受付で使い捨てカイロをくださいました。感謝。

 卒業式は、26人の卒業生が折り目正しく、とても凛々しく、沖縄への修学旅行や、体育祭でエイサーなどを皆で踊ったエピソードを振り返り、中学生活を誇りたかく締めくくりました。担任の先生の熱心な指導に感謝する心が表われていました。

 個人的な想いではありますが、私の頃は、中学校の卒業式は「仰げば尊し」と決まっていたので、今風の曲もエピソードがあり思い出に残るのでしょうが、「わが師の恩♪」は捨てがたいと思い、すこし寂しい気がします。お祖父さん・お祖母さん、両親とも共有できる歌をなぜ学校は放棄したのかと思うのです。北欧などでは、世代を超えて伝えようとする哲学があるのですが。日本の伝統と子どもたちの自由な意思と両方があっていいと思いました。アメリカのスーザン・オズボーンが歌う英語の「仰げば尊し」もとても素敵です。

 余談ですが、朽木中学校の校章は、佐々木源氏の流れをくむ、高島七頭の朽木氏の四つ目の紋に「中」の字が真ん中に描かれています。流石ですね。「功名が辻」で織田信長が逃げ延びた朽木谷の歴史ロマンが今にちゃんと繋がっている気がします。
[PR]
by hi-kaito | 2006-03-15 23:07

土砂崩れと予算委員会

 高島市の朽木・村井地先の国道367号線で土砂崩れが起こり、国道が通行止めとなっています。先週、予算委員会の日程の中で、土木交通部と朽木支所が迅速機敏に対応をしてくれました。教育委員会も学校の生徒さんの通学などへの対応も的確で、直接の被害者もなく、まずは復旧作業を頼む状況となりました。

 国道でも300号代は2級国道というカテゴリーになり、県が管理や工事を担当することになっているとのこと。県も県事務所の機敏な対応と、知事が現場まで直接来てくださり、仮設橋の緊急工事を即座に取り掛かるように指示してくださったので、大変早い対策がスタートしました。

 仮橋は、早くできる方法を検討してくださっており、地元にも早く説明の機会を持たねばならないと感じています。
 大変ご不便をかけ、学校や病院へ通われるみなさんには大きな負担ですが、安全第一で進めねばなりませんのでご理解をお願いいたします。私も、当日と知事が来て下さる折と2度現場に参りましたが、雪解け水で安曇川の水量も多く、大きな崩落で、土が安定するまで崩れたところを安易にさわれないとの技術関係者の説明に、重大さを教えられました。

 地元の皆さんの不便さ大変さに出来るだけ耳を傾け、相談の上対応してまいります。今日の雪で、林道も危ないですからご注意ください。

 予算委員会では、3日間の審議で全議案、「可決すべきもの」と決してくださいましたが、合併特例債による基金造成などは使途についてなど議会に説明し議決を得て執行するように特にご意見がありました。勿論のことですが、説明力をもっと養わねばと思いました。

 財政再建の実行は誰もがその必要性について総論では賛成できても、各論においては色々と立場があって苦しい思いをすることにもなります。市民の仕合せをどのように実現していくのか。負担をどう分け合うかを、皆が考えるチャンスにしていかねばと思います。本会議で議決頂くと平成18年度予算が成立です。
[PR]
by hi-kaito | 2006-03-13 22:53