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ある叙勲祝賀パーティー

 今日の午後は、前々朽木村長、澤井功氏の旭日双光章受章のお祝いの会に出席いたしました。地方自治への功績が讃えられてのことです。

 今日の叙勲のパーティーが私の経験上初めてだったのは、実行委員会などの主催形式をとられず、あっさりと、ご自分が主催者となられ、最初に挨拶と思い出話などをされるとともに、奥様への率直な感謝の言葉を贈られたこと。

 そして長い挨拶の連続にせず、山下参議院議員と市長の祝辞に留め(山下参議遅参の為、実際は祝辞1人)、スパッと乾杯に入り、参加者(招待客)本位に考えられたこと。それでご本人と奥様は、下座に席をとり、ずっと会場内を言葉を交わしながら時間をすごされていたことです。花束の贈呈など仰々しいものもなく、大いに考えさせられ、教えられるものでした。

 民間での経験を持つ村役場職員として、企業の誘致でベアリング工場を立地に導かれ、村長としても森林文化の里を作らんと、地に足の着いた、朽木ならではの事業を起こしてこられました。現在の朝市などに集う高齢者の笑顔も、氏の功績に繋がるに違いありません。

 男気のある、潔い生き様で、言葉が適切且つ明確であることにいつも感嘆していた私です。論語の「近き者喜(説)べば、遠き者来る」は、澤井さんがお使いになっていた言葉です。


 おめでとうございます。チャップリンが言ったと云われる「NEXT 1」 ご健康と更なるご活躍を祈念申し上げます。
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by hi-kaito | 2006-02-26 22:38

人も歩けば、○○にあたる

 土曜日は、近畿ネットワークセンターの研修会が関西圏から約130人の出席を得て大津のコラボ滋賀で開催され、循環型社会研究グループで、高島市の取り組みを紹介しました。他にMOH通信の編集者も登場され、「もったいない・おかげさま・ほどほどに」のMOH(もお)運動を紹介されました。平成18年度は協力して、高島をフィールドに循環型社会づくりにむけ具体的取り組みをすることを話し合っています。

 そんな中で、亜臨界水の活用による廃棄物の分解やリサイクルの研究と日量70tの実証実験の話は、とても興味深いものでした。高温高圧の条件をコントロールしながら、水を武器にして、有害な物質も分解でき、それらを再利用できる資源の状態にする話は、焼却一辺倒の考えを大いに反省させられるものであろうと思います。

 これら、技術が発展すれば、とても高くつくガス化溶融炉は更新せずに、もっと環境にもよく、維持管理にも費用がかからない方法が普及するかもしれません。しかし、大事なことは、廃棄物やゴミになるものを買わない、使わないことであり、社会のシステムが本当に循環可能な社会を目指すものに変わっていくことです。

 今日は、日曜日にもかかわらず、第3回財政諮問会議を開いてくださり、私は90分間同席しました。資産や貯金も基準に加えに国民健康保険税などを課税できないか。とか、遺産相続のときだけ出てきて全てを持っていかれてしまうような現状は、お世話をしている地域の実態を考えると間尺が合わないなどの意見もあり、空き施設や、人の有効な活用についても提案がありました。また、財政再生計画の内容も審議いただきました。市民の皆さんに説明が行き届いていないことも痛感しました。
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by hi-kaito | 2006-02-26 22:15

乗って増やそう湖西線

 23日(木)にJR西日本の金沢支社、京都支社に対し、今秋のダイヤ編成:琵琶湖環状線の開通:北陸線の直流化のタイミングを活かし、通勤・通学時間帯の増便や延伸、そして駅のバリアフリー化の支援や、イコカの改札設置などに取り組んでいただくよう議会の特別委員会と共同で要望に参りました。

 まだ、ダイヤのことは、詳しく返事できないとしながらも、新快速の敦賀までの延伸や、近江塩津での接続については、一定の利便性の向上が見込めると感じました。更にこれから、要望を続けていきます。エレベーターについては、バリアフリーの計画に沿って、まず安曇川駅で実現するようJR・県にも参画いただいて実現に向けた会議を持っています。

 JRの内部でも、「利用客の数が5,000人を上回る駅を優先すべきとの声もある」と、微妙なニュアンスの発言もありました。安曇川駅は、約4,500人の利用で、バリアフリー法で基準とする5,000人の利用に足りませんが、高齢化率が25%を越えるので対象に格上げ?するという扱いで検討いただいているものです。元気な何千人より、必要とする人数の方が優先されるべきと思うのですが。

 今回の、要望では、福知山線での事故以来、風も30mから25mで停止するようになったり、ダイヤの過密化はしないようになっていることも知りました。しかし、良くしていく方向で検討を頂いていることを確認することができました。

 高島市からも、里山観光特区のニュースや、エコツーリズムの取り組み、「男たちの大和」のパンフまで持参しての美しい景観やツアーのプランを紹介し、熱心さが伝わったように思います。乗って増やそう湖西線です。JR西日本本社にも売り込みを兼ねて要望に伺う計画です。
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by hi-kaito | 2006-02-26 21:52

提案説明

 3月1日から定例議会が始まります。3月は、18年度予算を上程する大事な議会であり、一年の方針や政策をまとまった形で述べる大事な機会です。昨年、6町村が合併した直後ということもあり、大急ぎで執筆し上程しました。今回は、議会からの強い要請で22日に予定稿を渡すことになり、睡眠不足続きで書き上げることとなりました。

 やはり、自治体も対策型の行政より、政策型の行政に変わって行きたい。そのためにも、精一杯政策提案し、議会でも審議頂き、市民の皆さんにも一緒に考えていただきたいと思います。市長が執筆することの是非があります。組織としてまとめあげることも大事なのですが、職員でなく選挙で選ばれた者の勤めもあると思い、サスティナブル高島「環の郷」を目指そうと買いました。

 まず、アワニーの法則といわれる原則があります。自然の浄化力以上に汚染をしてはいけない。自然の再生力以上に、奪ってはいけない。など当たり前のことが、今に難しい課題であることか。しかし、高島市こそ、循環可能な暮らしのモデルになって行きたい。サスティナブル・ディベロプメントといわれる、21世紀の人類の目標に迫って行きたいと思うのです。

 高島市においても、テングス病の真竹の枯死。ナラ枯れや松枯れなど、人の手が入らなくなって、里山が悲鳴をあげています。まず少しでも守っていけるようにベクトルを変えたい。そのためには、手を入れる仕組みや、観光などで、再生していく取り組みを育て行くことも大事ですし、材として木を使うことや、マーケットを作っていくことも大事です。

 滋賀県版の経済振興特区に手を上げ、認定の手ごたえを感じられるところまできました。具体的な高島の活力創造に取り組む局面です。行政だけでなく、公共サービスを多様な担い手が支える時代でもあります。3月1日まで推敲し、現在の考えを整理いたします。
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by hi-kaito | 2006-02-26 21:25

望郷の想い

 19日の日曜日、東京の上野で高島高校同窓会東京支部の総会にお招きを頂き、合併して初めてのご挨拶かたがた、市政の現状報告に参加いたしました。会場には、130人にも上る参加者で、年配の方も居られ、正面には、旧制今津中学校、藤樹女学校、そして高島高校の校旗が掲げられていました。

 どなたも、ふるさとを出て、帰るところがないと踏ん張ってこられた方々です。出席されている方は、それぞれ頑張ってこられた人生の勝利者でもあるのでしょう。潔く凛々しいのです。

 話のなかで、合併して三位一体改革で交付税が減り大変だという話をしたら、「田舎の人は、あんなに恵まれているのに、甘えているのではないか」と率直なご意見が返ってきました。東京でも、未だに下水のないところは沢山あるし、救急車の入らないところも沢山ある。救急車が来ても、30分で病院に着けないことも日常茶飯事だ。渋滞したら、もうどうしようもないくらいだ。
道路にしても、あんなに整備されているのに、まだ何を求めるのかと。

 ついつい愚痴を言ってしまう私ですが、愚痴をいう甘えもなく頑張ってこられたのだと十分分かるので、ぜんぜん腹も立たず、逆にとても素直にはなしを聞くことが出来ました。「ふるさとを愛し、ふるさとを尊び、ふるさとにエールを贈っている」と松井会長は仰いました。

 高島市は、市民だけの高島市ではないんだと痛感しました。出身者の方々の想いも背負って、守るべきを守り、変わるべきを変え、前向きに生きていかねばなりません。最後に、それぞれの校歌を高らかに斉唱されました。旧制今中、藤樹女学校の校歌を始めて聞きました。歴史があることは、仕合せなことですね。
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by hi-kaito | 2006-02-22 20:41

あれよあれよ

 日の経つのは早いものです。今週は毎日夜の会合があり、18年度の議案関係のことで頭を悩ませているうちに一週間が過ぎてしまいました。

 その中で印象に残っていることは、湖西中学校の「志学の集い」に参加させていただいたこと。広瀬小学校4・5・6年生の生徒さんと一緒に、鉄を真っ赤に焼きそれを捻って泰山寺の交流施設の手すりの製作をしたこと、そして新旭南小学校の課題調査の発表を聞きに行ったことです。

 中学校の2年生、孔子のいう15歳:志学の年に、自分の夢や目指すものを考えてもらおうと小林校長はじめ湖西中の先生方が気合十分で取り組まれた印象でした。3年生になって学校をしっかりとリードして行って欲しいとのメッセージもきっと伝わったことでしょう。PTA会長の富田さんが、閉会の挨拶で「夢や希望に日付を入れると目標になるんだ」と素晴らしいエールを贈られました。

 今日は、保育園の発表会。独楽回しや縄跳びなどを発表に盛り込んでストーリーを持たせたものなど工夫してありましたが、遊びを教えなければならない時代になったのだとも感じた次第。最後に園長先生が、親がしっかり子どもを愛情で包んでこそと、安易な延長保育などについて保護者に問いかけられました。言いにくい事を正面から言ってくださる責任感を感じました。

 午後は、男女参画フォーラムの開会式へ。その後提案説明を書いているのですが、まとまりません。明日は、高島高校の東京同窓会です。高島市が誕生し、近況を紹介するために参ります。昨年の夏から要請を受けていたものです。ふるさとを思う方々は、大切な高島市応援団であり、外交官であり観光大使です。

 さて、8回目となる日米共同訓練が始まります。安全配慮は十分に申し入れてあります。地元区への説明会も開き、自衛隊、警察から警備などについて説明願いました。今回は、訓練参加人員も少ないとか。演習場内でのことより、外部から大勢来られる反対運動の方々に関係するトラブルの方が心配されます。市民の安全を守るべく備えています。
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by hi-kaito | 2006-02-19 00:40

選挙から1年


 昨年の今日が投票日でした。早いものですが昨年の今日、想定していなかった交付税等の減や人口の1505人の減など厳しさが迫ってきています。

 しかし、良いことも沢山想定外で、大家選手の野球チームもそうですし、環境基本条例を市民が作ってくださったり、環境マネジメントの審査委員を市民委員が担って下さったり、最近では、非核平和年宣言文を市民委員の皆さんが起草してくださいました。素晴らしいものです。
 「民の力」は何も横浜市の専売特許でないと手ごたえを感じています。

 今日は、徳島県上勝町から㈱いろどりの横石さんが講演に来てくださいました。珠玉の言葉と人が元気になる仕組みに時を忘れ聞きほれました。高齢化率48%の町で寝たきりが二人。寝込んでいられないほど忙しく充実して手ごたえのある地域を26年かけて作ってこられたのでした。

 銀座の売れっ子ホステスさんより葉っぱを商品化しているお婆さんの方が時給が高い?なんと月に80万円から200万円も稼ぐお婆さんが150人もいらっしゃる。都会と違う、違いの価値を売っていくことの達人です。誰かのせいにしているうちは、何も始まらない。自分のこととして考え初めて自分の力がつき始める。葉っぱを売るために自腹で料亭に通われた話。

 55000人が営業マンになったら、高島は売れないはずがない。そのためにも高島の価値を自分の言葉で語れるようになることが大事ですね。文句を言っていられるうちは余裕がある?
 ともかく元気と笑顔の火種になりたい。改めて、明るく感謝して働きます。2年目は少し成長せねば。宜しくお願い申し上げます。
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by hi-kaito | 2006-02-13 22:51

気張いもんそ!

 鹿児島への研修は、改めて地域の頑張りを感じるものとなりました。本土最南端で火山灰の大地、困難の中で模索に模索を重ねていろいろな特産品を産み出しておられるのでした。

 指宿市のPFI による道の駅の建設には、学ぶべき点が多く、運営に関しても販売代金の80%が生産者、15%が運営会社、5%が市に入り、それで市も借地料などの維持費が賄えていました。PFIとは、民間の資金によって公共施設等を建設し、家賃や運営費を払っていく方法で、一時的に大きな資金がいらないことや、民間のノウハウで建設・運営が効率的に行なわれるなど、イギリスの刑務所の運営などの事例が有名で、滋賀県でも近江八幡市で病院建設に採用されています。

 サツマイモでも色々な品種を改良し、お茶の生産や菜種の事業でも農で立っていく気迫に溢れていますし、饅頭でも、竹炭粉末入りの黒い「かるかん」があったり、さつま揚げでも波動水で作ったものなど、ともかく道の駅や直売所を多く抱える高島市のお手本ばかりで、これから踏ん張っていかねばと色々と考えました。

 合併直後の霧島市訪問で、一番見習いたいと思ったのは、市の歴史年表を市長が自分流に作って、絶えず持ち歩いていらっしゃることです。高島市の年表を、あまりお金を掛けずに整理し、市民の皆さんと高島市の歴史を紐解き、身近に引き寄せていこうと思いました。

 また、焼酎の発酵後の廃液を、メタン発酵でなく麹菌の発酵熱を活かして畜産飼料にする低コストで環境負荷の低い、ランニングの簡便な事例に出会いました。焼酎廃液に比べると畜産屎尿や生ゴミは対応しやすいとか。高島市が直面する生ゴミや、畜産廃棄物処理に活路が開けるかもしれません。味噌やしょうゆ、酒などの麹菌を使った発酵の超応用といったらいいでしょうか。難しく複雑な機械は要らないようで、ともかく研究してみる価値がありそうです。
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by hi-kaito | 2006-02-09 20:38

61年の歳月

 滋賀県市長会の研修で、鹿児島の知覧特攻平和会館に参りました。私自身2度目なのですが、61年の年月を経た手紙に出会いました。
 高島市からお一人特攻に出撃し、帰らぬ人となった方がいらっしゃいます。新旭町藁園の清水保三少尉(23)さんです。第23振武隊の一員として昭和20年4月3日に知覧の飛行場を飛び立たれたのでした。
 1,023人の遺影が並ぶ前の展示ケースのなかに、沢山の資料に混じって、清水さんが妹さんに宛てた手紙の複製がひっそりと置かれていました。達筆で品格のある手紙でした。文面をご紹介します。

 清子殿
  兄は特別攻撃隊員として
 太平洋の防波堤になる為
 に往くことになった
 今迄少しも兄らしい事を
 せず 許して呉れ
 強く優しいそして朗らか
 に お母さんや姉さんの教を 
 守って兄さんの分迄
 孝養を儘してくれ
 兄は常に大空より清子を守
 ってゐる
 身体の丈夫なのが何よりの孝行
 だ 病氣にならない様に
 呉々も注意せよ
 桜咲く春には 九段に居る
  勉強をおこたるなよ
            さようなら
    三月二十七日
             兄より
  唯一人の妹に    

また、正面通路の角に新しい歌碑が建立されていました。

  アリランの歌声とほく母の国に
  念ひ残して散りし花花  
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by hi-kaito | 2006-02-09 19:44

冬から春へ!

 明日から、滋賀県市長会の研修で鹿児島に参ります。予算の査定も一通り話し合いました。2年目になり、2度目の予算編成では、旧6町村の政策や考え方の違いから補助金の出し方などに結構違いがあることが見えてきました。昨年は、旧町村がそれぞれの流儀のままで予算化していたのです。 

 市が補助金を支出して公的な仕事を担っていただいている分野にも、国県の補助金や交付税の削減で一定の予算削減をお願いしています。もう少し積極的な表現をすれば、子どもたちに借金とゴミばかりを残さないように、事業仕分けをし、本気で体質改善に踏み込もうとしている故です。

 厳しさ、試練の向こうに希望を見出し、分かりやすい言葉でビジョンを示すのが私の役割でもあります。高島市内のつながりを再生し、本当の豊かさに自信がもてるようにしていきたい。世界の殆どの国が、私たちよりも所得が少ないながらも、おおらかに楽しく、助け合って暮らしていますし、住居や食料の不安を持ちながらも、未来に対して肯定的で意欲的です。心のポジションでしょうか。

 あることで、タイタニック号の映画を思い出しました。沈もうとする船で、それぞれの役割を最後まで果たそうとする船員と、我先に逃げ出す船員。私たちの地球も悲鳴をあげていますが、身の回りの組織でも踏ん張る局面にさしかかっているものがあります。

 私たちは、決して解決できない試練を課せられているのではありません。しかし浮かび上がるには、気づけ、変われとのメッセージを理解し奮起することです。誰かのせいにしている限り、問題の本質が見えてこないのは、何事も一緒です。愚痴より改善。批判より協働が必要なときのように思います。

 ザゼンソウが開花し、ふきのとうが顔をだしたとの報道が。近畿に春を告げる高島発のニュースです。春の足音が聞こえてきます。今夜は、ちょっと意味深でした。
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by hi-kaito | 2006-02-07 22:44