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野茂選手と聞く心

 ただいま6月定例議会の真っ最中で、昨日・今日と予算委員会です。高島市は合併して間がなかったということもあり、3月議会では235億の骨格予算を提案し承認されています。
 
 6月は、その補完的、政策的な予算を提案することとなっており、提案説明や各部の方針や予算の概要版を配布しつつ、26億8千万円増の一般会計補正予算を提案しました。本日の委員会採決では賛成多数で可決すべきものと決しました。本会議で議決されると決定です。

 委員会審査は、部長や課長が答弁に立つことがほとんどですし、また、担当者がきちんと説明できずに、よい仕事ができるはずありません。理解の深さ、普段の報・連・相の真価も問われます。

 部によって資料準備も抜かりなく、議員さんの質問に的確に答えるところと、準備不足や現場の掌握ができておらず、答弁がいたずらに長引き、課題が浮き彫りになる場面がでてきます。(改善に努めます)執行者である私が、不満顔をしてはいけないのですが、つい顔に出てしまいます

 昨晩、アメリカのメジャーリーグで活躍する野茂選手が、日米通算200勝を達成し、野茂選手の足跡をたどって讃える番組があり、その幾つかを見ました。インタビューを受けているどの映像も、無表情とも言えるポーカーフェースです。番組は、その内面に迫り、固い信念と、一喜一憂しない、いつも全力を尽くしてひたすらに立ち向かう、愚直なまでの姿を浮き彫りにしていました。

 また、ちょうど、折に触れ助言を下さる方から、葉書をいただきました。「読み・書き・話す」はテクニックがあるが、「聞く」は、技術でなく人格である。と書かれています。ついつい自ら発言の場に立ち、言葉が過ぎることがあります。そこへ、聞く、聴く、訊くことの大切さを喚起してくださるメッセージです。

 というわけで、今日はともかく野茂選手のような顔で、懸命に聞く心を持とうと努めていたのでした。お陰で、自分がハッスルするよりいろいろな事がよく見えました。
by hi-kaito | 2005-06-17 19:24
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