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戦う市長会へ

 今日は、全国市長会の総会に出席しました。東京麹町の都市会館において小泉総理、麻生総務大臣、中山文科大臣の祝辞のあと議事にはいり、国への要望事項などの提案、採決などが日程どおり進んでいく中で、しゃんしゃんでは市民にもうしわけない。議論をしようではないかと出雲市長が熱心に発言。

 義務教育費をめぐって地方に任せられないかのニュアンスに対し、真の地方分権を訴える強い意志を示そうと呼びかけるものや、全国市長会の会長選挙についても、密室でなくマニフェストを掲げ全員投票で選ぶシステムが大事との発言。これは、先月の近畿市長会でも話題に上り、近畿からも訴えていることであり、執行部も今年一年かけて選挙制度を検討する機関を持つことを明言しました。

 また、地方6団体というと、戦う知事会がイニシアティブをとっているように見られるが、これから合併で市長会も会員が増え、また、現場を預かるわれわれこそが市民にとって身近な存在であり、政策においてもリードしていく気概が必要であるとの意見に、会場も高揚した雰囲気となりました。「戦う市長会」という呼びかけは、三位一体改革においても地方切捨ての観がぬぐえない状況の中で、自治の新時代の到来を感じさせるます。年配の市長と、マニフェスト研究会などに集う市長らとのコントラストも強く感じました。

 いろいろな意味で時代の風を感じ、政策面でもいろいろな事例に学んで、市民の皆さんに分かりやすく開かれた市政を心がけたいと思いました。
 滋賀県の市長会の皆さんが、「高島クレープを一度着てみよか」との付録もつきました。

祝 サッカーワールドカップ 出場
by hi-kaito | 2005-06-08 23:02
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