昌原(チャンオン)の誓い

  第10回ラムサール条約締約国会議で韓国の昌原会議に参加しました(10/28~31)。地球上の生命のゆりかごである湿地の役割が世界的に評価され、保全が試みられています。私達の暮らしの周りには水が溢れ、水田には様々な生き物が命を繋ぎあっています。これは奇跡的な循環システムであると言われ始めており、今回のCOP10では日本と韓国から「水田決議」が共同提案されました。

 今回、全国のラムサール登録湿地会議(52自治体)の会長として、日本の湿地保存にむけ政府・自治体。・NGO・研究者の協働と、地元の生き物田んぼ米の事例をひきスピーチをしましたが、生物多様性尊重の時代の到来を実感します。琵琶湖は140万人の排水が流れ込んでいながら、現在の水質を保ち、生存圏を重ねあい多くの生き物が暮らしています。世界的な視野で見ると琵琶湖が世界遺産級であることが理解でき、これまで3年間の高島における「生き物田んぼ」の取り組みは、絶滅危惧種や希少生物の個体数の回復をもたらしており、極めて優れた取り組みであると言えます。

 韓国でも中国産キムチはご注意で、安全な農産物は、健全な生き物たちの生存環境で生産されます。高島の未来は、食べる人も、作る人も、生き物たちも健康で安全・安心でありたい。賢明な湿地利用(ワイズ・ユース)は、環境・観光・教育・経済が繋がって仕合せサイクルが持続的に回る姿なのだと思います。
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by hi-kaito | 2008-11-06 13:18
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