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山岳救助訓練

8日は、山岳救助訓練が高島市のガリバー旅行村及び八淵の滝周辺で行われました。朝8時の開会式には、消防、警察、山岳会の関係者約80名が集まりました。近畿地区の役員さんも講師でご出席くださっており、日曜の朝6時前には家を出てくださり、ある意味で好きなことをしていて遭難した人を助ける訓練をしてくださっていました。深い人間愛と自然や山を愛する同士への思いやりが底流にあるのでしょう。本当に有り難うございます。

 ガイドをする上でお客さんを安全に案内したり救助できるようにと、地元の観光や自然観察等の関係者の顔も多く見えました。近年、中高年の登山やトレッキングブームで、十分な備えをせず、また単独で山に入り遭難される方が増えているとのこと。地図やコンパスも持たず、道迷いや、疲れた下りでの滑落など色々なことがあるようです。自然と出会う場はこれから益々必要になってくるでしょう。マナーを守り、備えをし、安全に楽しんで頂きたいです。

 高島市は、豊かな自然の素晴らしさを皆さんに堪能していただく、「自然教授権」を保証したいと思っています。琵琶湖の水で繋がっている方々とは尚更です。ですので、この高島の山や田んぼから琵琶湖に繋がる自然を、大切にしていくマナーのレベルを上げて行きたいと考えています。レギュレーションと云うのですが、自然を保全する意味での人数制限も含め秋の全国トレイルサミットまでには高島ルールを定めようと検討中です。
by hi-kaito | 2007-07-09 11:39
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