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命の折り合い点

あちこちでホタルが群れ飛ぶ様子を耳にします。2匹のホタルが交信するするように描く軌跡や、川面を照らし、飛び交うシーンに時の経つのを忘れてしまいます。現代では、色々な条件が奇跡的に折り合ってホタルの生存空間が守られているといえそうです。

 高島市でも、気温の順にホタルの出現が聞こえてきて、自然に優しい農業の様子とも相関関係が感じられます。ホタルの飛び交う小川や田んぼの米は、ゼッタイに美味しいし、安全であると叫びたいです。そんな指標を作りたいと、調査・研究中です。よい名前をつけたいですね。

 ホタルの光をみて、怒る人を見たことありませんが、魂の奥深くに特別な周波数で語りかけているような感じがします。儚い命を知っているからだけではないと思います。

 さて、高島市で犬の保護施設を作るという動きがあります。私達も、生き物の命にたいする優しい気持ちは持っています。しかし、可愛そうな犬であっても、集落から50mしか離れていないところに100匹も連れてくると言う話は、生活者として、ちょっと待ってくれ!と言いたくなるのは当たり前ではないでしょうか。

 市の理解を求める手紙やメールなどを頂きます。どなたも誠意ある方々だと丁寧な文章から感じます。しかし、あなたの集落なら歓迎できるでしょうか。赤ちゃんからお年よりまで静かに暮しています。ホタル飛ぶ小川から水を引いて田んぼを作っています。それらを侵害しないことを前提にしないと、話し合いは始められないと思いますが如何でしょうか。

 

 
by hi-kaito | 2007-06-18 20:38
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