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6月3日

今朝は、総社市の国分寺など案内していただき、10時半に失礼し、大津で菅総務大臣と面談の時間を頂きましたので取って返しました。総社市は、雪舟の生誕地であり、山陽道の重要な位置にあるようです。九州と大和を繋ぎ、瀬戸内海と中国山地の間に高梁川によってつくられた豊かな平野に街が開け、人口は67,000人とのこと。藤樹先生の映画を皇太子殿下に紹介してくださったり、学校にも配布し観てくださっています。

 驚いたのは、そこには、天智天皇の時代に白村江に敗れ新羅・唐の軍の攻撃を防御するために築かれた古代山城の一つ鬼ノ城(きのじょう)があり、発掘調査され・石積みや門、櫓など一部復元されていたのです。資料館の地図には、27の城が地図に示されてあり、九州・瀬戸内に沢山印があるなか、近畿は生駒山辺りと思われる高安城と高島市の三尾城の2つでした。そして三尾城は場所未確認と表記されていました。万葉にも三尾の浦と歌われたこの地の歴史ロマンも「あるもの探し」の大きなテーマのようです。

 さて、菅総務大臣には、議会議員の多くの方と一緒に高島市からの率直な提案や要望をいたしました。「ふるさと納税」などの提案は、地方自治体への理解と思いやりを持っていただいていると感じました。
①森林や田畑、雑木林、湿地などの機能を評価し、生物の多様性やCO2削減の意味からも新型交付税の制度の中に反映されたい。
②消防の広域化は地域の事情を斟酌し、交付税削減などで追い込まないようにされたい。
③地震危険地域と公表する以上、防災・減災対策などを応援する制度を新設されたい。
④リバースモーゲージを都市の地価で制度を設計すると田舎では制度の対象にすらならないので、見直しを総務省から提案されたい。
⑤不法投棄が得する制度でなく、持っていくと有料で引き取ってもらえる制度に早急に改正を。
by hi-kaito | 2007-06-03 18:10
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