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水防訓練

 本日午前、滋賀県水防訓練が高島市の安曇川左岸、新旭町民グランドの一角で行なわれました。消防団、自衛隊、建設業協会、滋賀県、高島市の関係者150人によって、大雨によって安曇川が増水し、避難勧告を発令すると共に、自衛隊に出動要請もし、消防団中心に堤防の漏水決壊対策に各種水防工法を行なうと言うものです。

 木流し工や土嚢積み工、月の輪工や釜段工など、伝統の技術が今尚有効です。今回の訓練で気づいたことは、段々と田んぼや山の仕事が機械化され、縄を結んだり杭を打ったり、またスコップを使ったりする経験が圧倒的に減ったことによって、かつての方々なら当たり前にできた技術が体に備わってないということです。やはりこれらは訓練によって体得していくしかありません。

 何れにせよ、梅雨前に訓練が出来たことは意義がありますし、地元の建設業協会の皆さんと災害時の協力体制の話し合いなども近いうちに協議する予定です。形骸化しがちな訓練ですが、市役所においても災害のケースを想定し、図上訓練を平行してし実施していました。守ろうとする心が、郷土を守ると思います。皆さんもいざと言うときの避難はどこにするかなど、ご家族で話しあってください。

 訓練にご参加くださった皆様、有難うございました。お疲れ様でした。今日は外来魚駆除のブラックバス釣り大会などもあったようです。
by hi-kaito | 2007-05-27 23:47
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