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566名の㊥卒業式

 今日は、寒い寒い中、市内6中学校の卒業式が挙行され、566人が巣立ちました。ご卒業おめでとうございます。午後は、議会でしたので、夫々手分けして出席した話を聞いても、どこも素晴らしい卒業式であったとのことです。けじめのあり厳粛で、中学生がきちっとしていたと言う感想が殆どでした。

 私は、今津中学校の卒業式に出席いたしましたが、大変感動的な卒業式でした。校長先生が気迫溢れる式辞の中で、まず素晴らしい成果を挙げた生徒として13名の名を読み上げ、3年間、無遅刻、無欠席、無早退で学校に来たことを声を大にして讃えられ、次に部活動で活躍した体育、文化部の成績優秀者を讃え、作文や感想文での入選入賞者、ずっと駅の自転車を整理してきた生徒、そして生徒会で頑張ってきた生徒の名をあげ、一年間、色々な意味で立ち向かってこられた心情が伝わるお話でした。

 卒業生の代表が答辞の最後に、反省も延べ、家族や先生方に感謝を表し、在校生と今津中学校に大きな声でエールを贈って締めくくった姿に飾らない清清しさを感じました。答辞を読み終え、壇上に上がり校長先生に答辞文を渡した際、二人の万感の想いが共鳴するように堅く握手をされる姿は、31歳で町会議員になって以来16年間卒業式に出てきましたが初めて見る素敵なシーンでした。

 あまりの寒さに、自ら発熱する貴重な植物、ザゼンソウの気持ちになって乗りきろうと思いましたが、作戦未熟でした。ともかく133人一人ひとりの卒業メッセージを読み、一人ひとりの顔を観、目の前を通る若者達の表情に夢や希望が漲っていると思いました。合併して希望が無いという人が居ます。大人社会の夢や希望は他者から与えられる物なのでしょうか。

「ご卒業おめでとうございます」*566の嬉しい日です。
by hi-kaito | 2007-03-14 00:11
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