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日韓青年市長会

  さて、7日の夕方から8日の午前と参加した青年市長会は50歳までに就任した市長の勉強会です。現代表は今夏の藤樹セミナーで講師を務めていただいた佐賀県の多久市長。前代表は全国道路整備促進連盟の会長であり、来年即位1500年を迎える継体天皇が開かれた樟葉の宮の枚方市長。そして今回のホストの我孫子市長は、市民自治のトップランナーで、市民側の提案で指定管理などに公共サービスを開放することを始めたり、自治基本条例を市民と共に創り上げていく実践をされている方で、地方分権を積極的に市民自治に結び付けようと挑んでいる時の人です。

今回のトピックスは、韓国の青年市長会の市長、郡守、区庁長さんら16自治体の首長と随行あわせて42名の訪日団と「地方分権と自治体経営」をテーマに基調講演や政策の報告、そしてパネルディスカッションを持ったことです。よく似ていると云われる自治制度の土台の上に、違った自治の成果を積み上げている点にお互い学ぶところが多いというのが片山鳥取県知事の総括です。兄弟の間柄にも例えられる歴史を大切にし、もっと隣人として協力共励していこうということです。

 韓国は、首長が公選制になってまだ十数年です。3期目を迎える郡守が財政が厳しい地方の自治体で世界蝶エキスポをする事例を発表され、基調講演の片山知事が、「北栄町はスイカしかないと世界スイカサミットをしたところ、市場価格が値上がりしただけでなく、世界のスイカが集まり、結果世界の種が集まって、種子バンクや遺伝子銀行につながり大きな成果をもたらしたとエールを贈られました。
 
 二日目は、柳宗悦と民藝運動について日韓の参加者で講義をうけました。民衆が職人として日々打ち込む中から高みに至った作品や芸能そして暮らしの生活文化の尊さを再確認しました。
by hi-kaito | 2006-11-14 18:09
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