「これどう思う?」と8月20日付の読売新聞社説のコピーを手渡されました。「地方自治体は、まだ道路が足りない、というが、かなり整備が進んだのが実態ではないか。予算があらかじめ確保されているからこそ、不要不急な道路でも建設が続けられてきた。こうした無駄の繰り返しは、今年度限りにすべきだ」と結んでいます。
私たちの地域を貫く、国道161号線は、30年間バイパス工事の完成を待っています。今なお、土日や行楽シーズンの午後は、京阪神方面へは時間予測ができないほど渋滞し、救急車の搬送もままならないことがあります。交通事故の危険箇所やボトルネックの難所の解消が急務です。 また、冬季は、降雪地域であるので、雪による事故で通行止めが頻発し、経済活動にも影響が少なくありません。途方にくれつつも、だんだん整備されていくことを願って暮らしているのです。「かなり道路整備が進んだ」と一方的に予算をカットされる、地方の道路整備が不要のものとされる見方を容認することはできません。本当の無駄遣いは何でしょうか。 私たちの生活道路を機能麻痺させるのは、都市機能を支える通過車両であり、行楽シーズンは他府県ナンバー車です。その利益の殆どが都市の売り上げとなり、税金となります。(ごみは別)。私たちは、関所を作り通過車両に改良費用を徴収することはできません。それが道路特定財源で再配分される仕組みで解決されているのではないでしょうか。 今年3月、国道367号線が崩落し、通行止めになり、京阪神と若狭地域を結ぶ動脈が死んだような状態になりました。3ヵ月後、仮設橋で通行を確保頂いたが、国道367号線とともに、危険箇所の改良はまだまだです。国道で落石にあいお亡くなりになった方もあります。 無駄な事業は終わりにしていただいて結構ですが、地方はおねだりばかりをしていると決め付けないで、地方国道などのインフラの未整備な実態をしっかりと見て報道していただきたいと訴えます。
by hi-kaito
| 2006-08-25 20:03
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