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静中動

 8月6日は、朝5時から実践倫理宏正会の記念朝起会にご案内いただき、安曇川会場にお邪魔いたしました。先師上廣哲彦先生が広島で被爆され、その後苦難のなかから立ち上がり、今日の倫理で国を興していく実践活動の輪を創ってこられたことに感謝され、会員が家族愛和はじめ、今日一日をしっかり全うすることを誓われる日で、緊張感と爽やかな1時間でした。

 その後、今津中学校のボート部による、琵琶湖周航出発に立会いました。貴重な体験ができることは何より仕合せなことですし、このような冒険を支えてくださる伝統と陰の力があることを誇りに思います。

 原子爆弾の残虐性が問われますが、家庭や教育機関の中で起こる事件をどう考えるといいのでしょう。戦争する当事者は夫々に正当な論理があるといいます。違う考えが折り合うには、自分の家族にとって悲しいことは、相手の家族も同じだろうと思える情の存在だといわれます。 私たちは、子どもたちの心情を育てるより、知識や論理ばかりを教育の対象にしていないでしょうか。

 8月26・27日に開催予定の、中江藤樹「心のセミナー」には、すでに80名以上の申し込みが寄せられているそうです。今年からは参加費を頂き(1万円、宿泊費別)みんなでセミナーを支える方式で開催する形にいたしましたが全国から「良知の里」を目指して集ってくださいます。

 土曜日の単独登山者の行方不明捜索は、無事保護で終われましたが、警察、消防、消防団、地域の市職員はじめ多くの方が関わりました。皆さん用事もありましたでしょうに有難うございます。教訓から一歩何かを考えたいです。

 この暑い中、高島市消防団から朽木チームが猛練習を重ね、県消防大会に挑んでくださいます。消防団の日ごろの活動に感謝申し上げ、健闘を祈ります。
by hi-kaito | 2006-08-09 10:49
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