国松知事によると清めの雪に覆われた本日、大家ベースボールクラブ(OBC)が高島市で設立した社会人野球チームの発足記者会見(県庁)と運営団体であるNPOフィールド・オブ・ドリームス(FOD)の報告パーティーがありました。
記者発表では、大家友和ゼネラルマネージャーを中心に八尋FOD理事長、伊藤監督、国松知事そして私がステージに上がり、チーム名「OBC高島」そしてユニフォームの発表、監督の紹介、インタビュー、選手の紹介と記念撮影などが行なわれました。 大家GMは「野茂さんのチームをどう思うか」との記者の質問に、「NOMOベースボールクラブを目標にしているのではないし、われわれは真似のできないチームを作っていく」と力強くきっぱり。「雪は大丈夫か」との問いにも、「そんなことぐらいでどうこうするものではない」ともっと大きな夢と試練に立ち向かっていくんだという気位で一蹴されました。 パーティーでは、5年間に亘って中学生をアメリカに招待して「夢をあきらめないで努力する素晴らしさ」を伝えてこられた子どもたち34名が駆けつけ、近況報告をされました。約7割は事情があって親と離れ施設で暮らす子ども達とのことで、「生い立ちがハンデだと思っていたが、アメリカに行き夢を叶えるために私も頑張ろうと決意した」とか、「お父さんと一緒に暮らせるように頑張る」とか、「福祉の道で人のお世話をしたい」「野球選手になりたい」「成績がよくないのでまず進級」などなどしっかりと自分のことを語ったのでした。 チャリティーツアーに参加したことで、夢を見出し、頑張っていこうと真剣に生きている若者を目の当たりにし、大いに考えさせられ、大家選手の内にある揺るぎない信念と優しさ・暖かさも感じました。(お母さんが近くで挨拶をされていると、照れくさそうな息子の顔になっていましたよ) 草津パンサーズの中学生も33人がはきはきと自分の目標をのべ、「レギュラーの座を勝ち取りたい」と明言する子が多く、目を覚まされた思いでした。でれっとした話し方の選手は1人もいませんでした。 我が「OBC高島」の選手たちも颯爽と登壇。選手を受け入れる就職先の企業の方も見守ってくださるなか、明日から始まる野球に打ち込める生活に喜びと緊張が隠せない感じで、「都市対抗で優勝したい」と何人もの口から目標が語られました。監督さんの家族5人と29選手のうち24人が高島市へ夢を叶えるために引っ越してきました。(5人は、地元と通い) 立春の本日、一足早く春風到来。明日から練習開始。4月2日には、江本さんのファイヤー・バーズと今津スタジアムで試合するとの発表も。
by hi-kaito
| 2006-02-04 22:53
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